かつてJリーグのセレッソ大阪やシュツットガルトで活躍した元ドイツ代表FWカカウ(35)が、現役引退を発表した。同選手がドイツ『ビルト』で明かした。

今夏のシュツットガルトⅡ退団後フリーの状況が続いていたカカウは、適切なオファーが届けば、現役を続行する意思があったものの、自身の望むオファーが来なかったことで、現役引退の意思を固めたと語っている。

「自分にとって興味を惹くオファーがなかったことが、引退を決断した理由だ。海外や下部リーグからの問い合わせはあったが、いずれも僕にとって興味のないオファーだった」

なお、既にトップチームを率いる監督ライセンスを取得しているカカウは、今後はスポーツマネジメントを学びつつ、将来的には監督としてブンデスリーガのクラブを率いることが自身の夢だと語っている。

ブラジルのサンパウロで生まれたカカウは、1999年にドイツ下部リーグのテュルク・ギュジュでドイツでのキャリアをスタート。その後、ニュルンベルクで頭角を現した同選手は、2003年に名門シュツットガルトに加入。同クラブでは、2006-07シーズンのリーグ優勝に貢献するなど、11シーズンに渡って主力として活躍した。

この間にドイツ国籍を取得したカカウは、2009年2月にドイツ代表デビューを飾ると、2010年南アフリカ・ワールドカップに出場するなど、通算23試合に出場し、6ゴールの記録を残した。その後、2014年夏にC大阪に加入するも、度重なる負傷の影響もあって在籍2シーズンで公式戦27試合7ゴールと期待されたほどの活躍を見せられず。C大阪退団後の2016年2月には古巣シュツットガルトのリザーブチームにあたるシュツットガルトⅡでプレーしていた。