ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループF第3節のスロベニア代表vsイングランド代表が11日に行われ、0-0の引き分けに終わった。

前節、サウスゲイト暫定監督の初陣となったマルタ代表戦を苦戦しながらも勝利で飾ったイングランドは、予選3連勝を懸けてスロベニアとのアウェイゲームに臨んだ。前節からのメンバー変更は2点。キャプテンのルーニーがスタメンを外れ、エリック・ダイアーが中盤に入った。

開始直後にいずれもデレ・アリのお膳立てからスタリッジにいきなり決定機が訪れるが、このチャンスをモノにできないイングランド。すると、徐々に相手の鋭いカウンターに晒される。10分にはスロベニアのカウンターからゴール前に迫られてイリチッチ、クルティッチに続けて決定的なシュートを許すが、ここはGKハートのファインセーブと右ポストに救われた。

その後はボールを保持するイングランドに対して、スロベニアがカウンターで応戦する構図の下、拮抗した展開が続く。この流れの中でイングランドは、前線と中盤を繋ぐダイアーとデレ・アリのスパーズコンビを起点にウォルコットやスタリッジにチャンスも、相手の粘り強い守備を崩しきれない。前半終了間際には、セットプレーからケイヒルに決定機も得意のヘディングシュートは相手のブロックに阻まれ、ゴールレスで試合を折り返した。

迎えた後半、やや緩い入りを見せたイングランドは、スロベニアの攻勢に晒される。開始直後、イリチッチにチャンスを演出されると、47分にはビルサの右CKからニアに飛び込んだクルティッチに決定的なヘディングシュートを許す。だが、ここはGKハートが圧巻のレスポンスでボールを触り、クロスバーを叩く。また、この跳ね返りもハートが掻き出し、絶体絶命のピンチを救った。

流れを掴み切れないイングランドは、62分にウォルコットを下げてタウンゼント、73分にはデレ・アリを下げて、キャプテンのルーニーを投入。だが、70分にはヘンダーソンの信じられないバックパスのミスからイリチッチに抜け出され、GKハートのビッグセーブで凌ぐなど、チグハグな戦いぶりが目立つ。

その後、スタリッジを諦めラッシュフォードをピッチに送り出したイングランドは、試合終盤にかけてルーニー、リンガードと際どいミドルシュートでゴールに迫るが、最後までGKオブラクの牙城を破れず。守護神ハートの大活躍で辛くも敵地で勝ち点1を持ち帰り首位キープのイングランドだが、予選連勝がストップ。一方、スロベニアは対イングランドとの予選で始めて勝ち点を手にした。

同日行われたスロバキア代表vsスコットランド代表は、ホームのスロバキアがマクの2ゴールの活躍などで3-0の快勝を収め、今予選初勝利を手にした。

また、リトアニア代表vsマルタ代表は、ホームのリトアニアが退場者を出したマルタに2-0の快勝。この結果、伏兵リトアニアがグループ2位に浮上している。