ロシア・ワールドカップ南米予選第10節のアルゼンチン代表vsパラグアイ代表が現地時間11日に行われ、アウェイのパラグアイが1-0で勝利した。

W杯本大会出場圏内の4位以内を目指す5位アルゼンチンと6位パラグアイの一戦。ホームのアルゼンチンは、負傷のメッシを欠くためアグエロとイグアインが縦関係を取る[4-2-3-1]の布陣を採用した。

立ち上がりから引いて中央を固めるパラグアイに対して、ガイタン、ディ・マリアの両翼とイグアイン、アグエロが流動的にポジションチェンジする形で揺さぶりをかけるアルゼンチン。だが、不用意に釣り出されず、要所を締める相手の堅守に苦戦を強いられる。

すると18分、カウンターからアンヘル・ロメロのスルーパスに抜け出したデルリス・ゴンサレスに右サイドを独走され、最後はGKロメロがニアを破られて、ホームでまさかの先制点を許す。

すぐさま反撃を試みるアルゼンチンは、24分にボックス手前でパスを受けたディ・マリアが左足を振り抜くが、これは右ポストに阻まれる。直後の26分にはボックス左でルーズボールに反応したロホにシュートチャンスも、ここはシュートを枠に飛ばせない。その後は攻めあぐねる時間が続いたアルゼンチンは、1点ビハインドで試合を折り返した。

しかし、迎えた後半の立ち上がりにアルゼンチンに絶好の同点機。相手DFダ・シルバのハンドでキックオフ直後にPKを獲得する。だが、キッカーのアグエロが右隅を狙ったシュートはGKビジャールに完全に読まれ、痛恨の失敗となった。

このミスを挽回したいアグエロは、直後の49分に圧巻のドリブル突破からボックス内に侵入するが、ここはGKビジャールの好守に遭う。さらに55分過ぎにはセットプレーからロホがゴールネットを揺らすが、ここはオフサイドの判定でノーゴールに。

何とか流れを変えたいバウサ監督は、59分にガイタンを下げて切り札のディバラをピッチに送り込む。この交代で攻勢を強めるホームチームは、イグアインやアグエロに幾つか決定的なシーンが訪れるが、相手守護神ビジャールの気迫に気圧されたか、なかなかチャンスを決め切れない。

77分にはディバラがペナルティアーク付近で左足を振り抜くが、これはGK正面を突いた。さらに84分にもメルカドの右クロスをアグエロが頭で合わすが、これもGKビジャールにキャッチされる。結局、試合はこのままタイムアップを迎え、アグエロのPK失敗が響いたアルゼンチンは、ホームでパラグアイに敗れ、上位との勝ち点差を縮めることができなかった。