ロシア・ワールドカップ南米予選第10節のベネズエラ代表vsブラジル代表が現地時間11日に行われ、アウェイのブラジルが2-0で勝利した。

予選3連勝中の2位ブラジルが、最下位のベネズエラのホームに乗り込んだ一戦。前節、ボリアビア代表相手に5発大勝のブラジルは、その試合で警告を受けたネイマールが累積警告で出場停止。それでも、新星ガブリエウ・ジェズスとコウチーニョ、ウィリアンという魅力的な3トップとなった。

試合は開始直後に動きを見せる。8分、GKのキックミスを奪ったガブリエウ・ジェズスがボックス手前から距離のあるループシュートを無人のゴールへ流し込み、アウェイのブラジルが難なく先制に成功した。

開始早々のゴールで勢いづくアウェイチームは、ガブリエウ・ジェズスのトリッキーなプレーを軸に2列目、3列目の選手が積極的に攻撃に顔を出し、厚みのある攻撃を仕掛ける。だが、時間の経過と共に降りしきる強い雨と劣悪なピッチに苦戦し始める。この流れの中でペニャランダのスピード、ロンドンのパワーに屈し、幾度かピンチを招くが、ミランダを中心に最後の場面で身体を張り続け、失点を許さない。

前半半ば以降、守勢が続いたブラジルだったが、ハーフタイムを挟んだ後半の立ち上がりに待望の追加点を奪う。53分、左サイドでR・アウグストが入れたクロスをファーサイドで待ち受けたウィリアンが角度のないところから右足のシュートを流し込んだ。

前半同様に立ち上がりにゴールをこじ開けたブラジルは、再び息を吹き返して畳みかける攻めを見せる。62分には左サイドを完璧に崩したコウチーニョからのマイナスのパスを、パウリーニョが豪快に右足で合わせるが、ここはGKダニ・フェルナンデスのビッグセーブに阻まれた。

一方、2失点目以降も気持ちを切らさず、反撃を試みていくベネズエラは、ロンドンの力強いポストプレーからホセフ・マルティネス、途中出場のグエラに決定機も、シュートがGK正面を突くなど、ゴールが遠い。

その後、75分付近に豪雨の影響か、スタジアムの照明が全て停電となるアクシデントに見舞われた試合は、20分以上の中断を経てようやく再開も、互いに中断前からの高いテンションを保てず、試合はトーンダウン。終了間際にはロンドンが決定的なヘディングシュートも放つが、ここはGKアリソンの好守に阻まれ、試合はこのままタイムアップ。ネイマール不在もガブリエウ・ジェズス、ウィリアンがしっかりエースの穴を埋めたブラジルが、予選4連勝。同日、コロンビア代表に引き分けたウルグアイ代表を抜き、南米予選首位に浮上した。