相手が黄色だったせいでしょうか。「ああ、こういう戦いすればコロンビアにも対抗できたかな」と思うような日本代表の試合ぶり。相手が超格上と認めた潔よさに、そりゃもう驚きましたよ。勝たなきゃどうなるかわからないという立場になると、こうやるんだって思い知りました。

一方で「あのサッカーは面白い」と記者たちの絶賛を浴びている風間八宏監督が今季一杯で退任というのも驚いた話。今この話を出して奮い立たそうとしてるわけですよね、そうですよね。新監督の噂が流れて選手に動揺が走るとか、そんなことないですよね。新監督の噂が流れて、逆にチームが落ち着くってこともあるんですけど、川崎Fに限ってそんなことはないんじゃないかなと。

そんな川崎Fの試合をすぐにでも見たいでしょうけど、今週末のJ1はお休み。そこで15日に開催されるのはルヴァンカップの決勝、浦和vsG大阪……ちゅうか、一応公式にはG大阪vs浦和なんです。でもG大阪、モロ、アウェイじゃん。しかも代表始まる直前もリーグで同じカード、ここでやったじゃん。的な。

だけど、G大阪は無冠で終わらないために、ここで必ず勝たなきゃいけないんですね。それでも長谷川健太監督はしっかりしたサッカーやってくるでしょうから、試合はきっと楽しいことでしょう。

あ、そうか、みんなが忘れてると行けないから、直前と同じカードやって、記憶を呼び戻そうという、テレビのシリーズものと同じ発想なのですね。なら納得なのですが。

でもね、もう1つ忘れちゃけないのが、みなさんが代表に我を忘れているときも、ひたすら戦ってきたJ2は今週もあるんですよ。そちらの現状も報告しておきましょう。

残り7節の時点で、札幌が首位を独走中。2位の松本に勝ち点9差をつけて、逃げ切りの大本命です。で、2位の松本は次第に下から差を詰められていて、3位のC大阪からは勝ち点2差、4位の清水とは勝ち点5差、5位の岡山は勝ち点6差。ところがこの5位から6位の京都の勝ち点は6差あって、さらに6位と7位町田の差も7あるという状況です。

そういう意味じゃ、2位争いが一番のデッドヒート中。しかも今週末は岡山vsC大阪という見逃せない一戦が。ここらも、いろいろ懸かっている人たちがいるんでしょうなぁ。でも、両チームとも、きっと楽しいサッカー見せてくれると思いますよ。日本ですから。
【倉井史也】 試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。