代表戦前に行われた前節では、レアル・マドリーとバルセロナの2チームが格下相手に取りこぼし、バレンシアとのアウェイゲームを勝ち切ったアトレティコ・マドリーが、勝ち点でレアル・マドリーと並び得失点差で今季初のリーガ首位に浮上。また、第2集団ではセビージャが勝利した一方、ビジャレアルやビルバオは勝ち点を取りこぼした。

前節、相手GKジエゴ・アウベスに2度のPKストップに遭いながらメスタージャ攻略に成功したアトレティコは、首位浮上に成功。インターナショナルブレーク明けとなる今節は、最下位に低迷するグラナダとのホームゲームとなる。今回の代表戦では主力に目立った離脱者はいないものの、キャプテンのDFゴディンやDFフィリペ・ルイスなど、南米予選帰りの選手たちのコンディションが気がかりだ。また、来週ミッドウィークにはチャンピオンズリーグ(CL)でロストフとのアウェイゲームを控えるため、ターンオーバーを含めてシメオネ監督の用兵に注目が集まる。

一方、公式戦4試合連続引き分けとドロースパイラルから抜け出せない2位レアル・マドリーは、15位のベティスとのアウェイゲームで5試合ぶりの勝利を目指す。だが、MFカゼミロ、MFモドリッチという主力MFに加え、代表戦でキャプテンのDFセルヒオ・ラモスが離脱を強いられたチームは、相変わらず守備陣に不安を残す。そのため、代表戦で共にゴールを挙げたMFベイルとFWクリスティアーノ・ロナウドを擁する“BBC”の躍動が勝利のカギを握るはずだ。

苦手セルタ相手に打ち負けた4位バルセロナは、13位のデポルティボをホームに迎える。来週ミッドウィークにはCLでペップ率いるマンチェスター・シティとの大一番を控えるため、ルイス・エンリケ監督としては南米予選帰りのFWネイマール、FWスアレスら主力を温存したいところ。だが、DFセルジ・ロベルトやDFジョルディ・アルバらの負傷でそこまでの余裕はない。その一方で、FWメッシやDFユムティティが練習に復帰し、ネイマールも累積警告による出場停止によってブラジル代表から早期復帰を果たしていることは、チームにとって朗報。苦手の代表ウィーク明けの試合できっちり勝ち点3を取り切り、シティとの大一番に臨みたい。

MF清武弘嗣を擁す3位のセビージャは、昇格組ながら11位と健闘するレガネスとのアウェイゲームに臨む。前述した3強と同様に来週ミッドウィークにCLディナモ・ザグレブ戦を控えるだけに、サンパオリ監督はターンオーバーを考慮している模様だ。ここ4戦出場がない清武の出場に期待したいところだが、極東から長時間の移動を経て合流することを考えると、レガネス戦での出場は微妙なところだ。

そのほかの注目試合は、ビルバオとソシエダによる今季最初の“バスク・ダービー”と、好勝負が期待されるビジャレアルvsセルタのEL出場チーム同士の一戦だ。

両チームのサポーターが一緒に観戦する穏やかなダービーとして知られる“バスク・ダービー”だが、ピッチの上では激しい攻防が期待される。FWアドゥリスやMFベニャ、MFラウール・ガルシアらベテランを擁するビルバオ、FWオヤルザバルら新進気鋭の若手が揃うソシエダのどちらが、バスクの雄の座を手にするか。

一方、ここまでマドリッドの2強と共に無敗を継続するビジャレアルと、前節バルセロナを撃破したセルタの一戦では、ビジャレアルの組織的な守備と、ビエルサの薫陶を受けるベリッソ監督率いるセルタの攻撃的スタイルのぶつかり合いに注目が集まる。

◆リーガエスパニョーラ第8節
10/14(金)
《27:45》
ラス・パルマス vs エスパニョール

10/15(土)
《20:00》
レガネス vs セビージャ
《23:15》
バルセロナ vs デポルティボ
《25:30》
アトレティコ・マドリー vs グラナダ
《27:45》
ベティス vs レアル・マドリー

10/16(日)
《19:00》
アラベス vs マラガ
《23:15》
ビルバオ vs ソシエダ
《25:30》
スポルティング・ヒホン vs バレンシア
《27:45》
ビジャレアル vs セルタ

10/17(月)
《27:45》
エイバル vs オサスナ