浦和レッズは14日、翌15日に埼玉スタジアム2002で行われるJリーグYBCルヴァンカップ決勝のガンバ大阪戦に向け、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督と、主将のMF阿部勇樹が前日会見に出席した。

ペトロヴィッチ監督は時おり笑みを浮かべるなど終始リラックスした様子で、「今度こそ勝利を掴み取りたい」とコメント。阿部は「自分たちがどれだけやれるかが重要」と気を引き締めた。

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督
(C)CWS Brains,LTD.
「私の同僚である長谷川健太監督が全てを言ってしまったので、私も同じコメントとさせていただきたい」

「やはり、ガンバとレッズという素晴らしい2チームが戦えば、必ず緊迫した特別なゲームになる。ただ、我々にはこれまでガンバとの大切な戦いで負けてきた過去がある」

「明日のゲームも必ず緊迫した、どちらに勝敗が転ぶかわからないようなゲームになると思っている」

「ただ、我々としてはチーム一丸となり、全力を尽くして最後の最後まで戦い、今度こそ勝利を掴み取りたい」

◆MF阿部勇樹
(C)CWS Brains,LTD.
「まずルヴァンカップ決勝に進めたことを嬉しく思う。なぜなら、この埼玉スタジアム2002で決勝が行われ、しかも相手がガンバ大阪という素晴らしいチームなので。自分たちの良さを明日ピッチの上で出して戦っていきたい」

――過去のカップ戦で勝てていない状況が続いているが、今のチーム状況を考えると、一番自信をもって臨める決勝戦ではないか
ペトロヴィッチ監督:「おっしゃられた通り、我々はカップ戦のファイナルで負けてきた過去がある。ただ、振り返ってみると、全てのカップ戦のファイナルで、我々に勝利が転がってきてもおかしくない試合があったのも確か。サッカーというのは、非常に厳しく、危険なスポーツ。良い戦いをしたチームが勝利するとは限らない。それがサッカーだ」

「我々は楽しむ気持ちをもって、サッカーを楽しむ気持ちをもって、全員で戦うだけ。勝敗がどちらに転ぶかどうかは誰も試合前に知り得ることではない。ただ、我々は自分たちがやってきたことを信じて戦う。それだけだ」

――今回のチームが率いてきた中で一番強いと考えているか
ペトロヴィッチ監督:「浦和はビッグクラブ。我々に求められているのは、常に勝利と、タイトル。私はそう思っている。だからこそ、そういったプレッシャーがある中でも、我々は常に勝っていかなければならない」

「私が率いてきた中で(このチームが)最強かと問われれば、私は常に自分のチームがベストだと思っている。そして、その都度、私が率いるチームが最強だ」

――チームの気持ちの部分はどうか。自身のケガの具合はどうか
阿部:「代表の試合とかあったけど、チームは活動していた。もちろん、両チームともに準決勝を戦い、僕らも良い雰囲気の中で戦ってくることができた。だからこそ、明日の決勝の舞台に立てるんだと思っている。個人的なことに関してだが、ここにいるということは、大丈夫ってことなんじゃないかなと」

――先の試合で浦和が大勝したが、過去の対戦でガンバ優位な状況。この前の一戦を経て、それぞれに対する意識に変化はあったか
阿部:「何度も対戦してきた仲で、僕らも良いゲームができたり、悔しい思いをしたりもした。でも、この前の試合に関しては、もう過去のこと。一番大切なのは、明日の試合をどう戦うか。もちろん、相手をリスペクトしているし、その中で自分たちがどれだけやれるかが重要。そこを考えて戦っていけば、結果は後からついてくると思っている」

――リーグ戦とは違うカップ戦のファイナルという舞台でライバル関係を意識するか
阿部:「決勝の相手はガンバだが、どこが相手だろうと勝ちに行くという部分は変わらない。しっかり戦っていきたい」

――今年はルヴァンカップを含めて、国内3冠の可能性がある。今年のチームがうまくいっている理由について
ペトロヴィッチ監督:「我々には、これまでタイトルが懸かった試合で成し遂げられなかった過去がある。タイトルが取れなかったというのは、私に監督として何か足りない部分があり、その足りない部分を学ばないといけないということ」

「常に学びながら成長をしていくことが、監督の仕事だと思っている。そういった私の監督という仕事の中で、『次こそは』という思いで戦っているのは確かだ」

「おっしゃられた通り、今のチームの状態は非常に良い。ただ、過去のシーズンを振り返っても、我々は毎年この時期ぐらいまで非常良い。とはいえ、その後にどうだったかどうかと言われれば、みなさんもご承知の通り。今のチーム状態が良い中で、今後の我々がどうであるかは結果を見てもらいたい」