大会名称変更後初となる2016Jリーグ YBCルヴァンカップの決勝戦――。15日に行われる今シーズン1つ目の国内タイトルマッチで、ガンバ大阪と浦和レッズという“東西の雄” が激突する。浦和レッズにとっては13年ぶり2度目の同大会優勝と、5季目を迎えたミハイロ・ペトロビッチ体制での初タイトルが懸かった一戦だ。

圧勝で決勝へ
準々決勝から登場した浦和はヴィッセル神戸戦を2戦合計スコア6-1で圧倒。ここから勢い付いたチームはリーグ戦4連勝を飾り、迎えた準決勝のFC東京戦では相性の良さを発揮して2戦合計スコア5-2とまたも圧倒し、3年ぶりの決勝進出を果たした。

チーム情報
MF阿部勇樹がG大阪戦で肋骨を骨折していたことが判明したが、痛みはあるものの強行出場できるようだ。よって、左ヒザ前十字じん帯を痛めて長期離脱しているMF梅崎司以外、欠場者はいない。ルヴァンカップ準々決勝のヴィッセル神戸戦以降、怒涛の公式戦8連勝を飾っているチームは絶好調の中、タイトル獲りを目指す。

予想スタメン】[3-4-2-1]
代表勢の起用法は
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代表勢がケガを抱えることなく戻ってきたため、現状のベストメンバーを送り込める。ただ、決勝進出の立役者であり、好調を維持するMF青木拓矢とMF駒井善成がスタメンで起用される可能性があるかもしれない。

注目選手
MF 高木俊幸(25)
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明治安田生命J1リーグ:8試合 / 1得点
2016JリーグYBCルヴァンカップ: 4試合 / 4得点

ルヴァンカップ準々決勝の神戸戦でゴールを奪って以降、好調を維持している。浦和での2季目を迎えた25歳アタッカーは分厚い選手層に阻まれて、なかなか出場機会に恵まれない状況が続いていたが、神戸戦でのゴールをキッカケに一躍チーム内での存在感を高めた。もともとドリブルに特長のあった高木だが、現在は2シャドーの一角の位置で厳しいプレッシャーを受ける中、チームNo1と評されるトラップのうまさを生かした正確なボールタッチでチャンスを生み出すことができている。ゴールという結果も付いてきており、レギュラー定着が目前に迫っている中、この大一番でも結果を残せるか。

過信せず2週間前の戦いを
1日に行われた直近の対戦であるJ1・2ndステージ第14節では浦和がG大阪を相手に攻守に圧倒する戦いぶりを披露し、4-0の圧勝を収めた。近年タイトル奪取を阻まれ続けてきた直接のライバルを完膚なきまでに叩きのめしたことは、大一番に向けて選手たちに大きな自信を与えていることだろう。浦和としては1日に見せた戦いを継続することが9年ぶりのタイトル獲得への道筋となる。過信することなく運動量でG大阪を上回り、波状攻撃を仕掛けて相手のカウンターを許さない圧倒する戦いが求められる。