ブンデスリーガ第7節ドルトムントvsヘルタ・ベルリンが14日に行われ、1-1で引き分けた。ドルトムントの香川は60分から出場し、ヘルタ・ベルリンの原口はフル出場している。

2週間前に行われた前節レバークーゼン戦を0-2で完敗して今季2敗目を喫した3位ドルトムント(勝ち点12)は、代表戦でラファエウ・ゲレイロ、ピシュチェク、パパスタトプーロスが負傷。好調だったカストロも負傷した中、レバークーゼン戦で公式戦4試合ぶりの出場となった香川は引き続きベンチスタートとなった。

一方、イビセビッチの2戦連続ドッペルパックでハンブルガーSVを退け、3試合ぶりの勝利を飾った2位ヘルタ(勝ち点13。代表戦で2戦連続ゴールを決めた好調持続の原口は開幕から7試合連続スタメンとなった。

前節に続き、攻撃時にシュメルツァーを左ウイングバックに配す[3-4-2-1]の布陣で臨んだドルトムントは、開始6分に決定機を演出。右サイドを持ち上がったプリシッチのクロスにファーサイドのエムレ・モルが左足ボレー。しかし、枠の上に外してしまった。

一方、カウンターを狙うヘルタは17分に決定機。セットプレーの流れから左サイドの原口がグラウンダーのクロスを入れ、ペナルティアーク右のエスヴァインが左足ダイレクトでシュート。しかし、わずかに枠の上に外れた。

その後もボールを保持して仕掛けるドルトムント、カウンターを狙うヘルタの構図で試合が進む中、よりゴールに近づいたのはヘルタ。まず29分に原口のフィードに抜け出したシュトッカーがボックス手前左からシュートに持ち込めば、32分にも原口のパスを起点にボックス右へ侵入したヴァイザーがシュートを浴びせた。

ハーフタイムにかけてはヘルタの守備を前に攻めあぐねたドルトムントがチャンスを作れないまま前半をゴールレスで終えた。

迎えた後半開始2分、エムレ・モルが単騎突破からシュートに持ち込んだドルトムントだったが、先制したのはヘルタ。51分、スローインを受けたイビセビッチの絶妙なヒールパスを受けたボックス右のシュトッカーがGKとの一対一を冷静に制してゴール右にシュートを流し込んだ。

失点後、流れの悪いドルトムントは60分に2枚代えを敢行。ゲッツェとローデに代えて香川とO・デンベレを投入した。すると直後の61分、シュメルツァーがミドルシュートでGKを強襲。さらに65分にはエムレ・モルの左クロスにオーバメヤンが合わせる決定機を迎えるもGKの好守に阻まれた。

直後の67分にはO・デンベレのスルーパスに抜け出したオーバメヤンが独走。GKと一対一となってループシュートを狙ったが、GKヤルシュテインに触られたシュートは右ポストを直撃してゴールならず。

押し込まれるヘルタは73分、原口の絶妙なフィードに抜け出したイビセビッチがGKとの一対一を迎えるもビュルキの好守に阻止される。

助かったドルトムントは75分、左サイドからのクロスをファーサイドで受けた香川が左足で放ったシュートがボックス内の原口のハンドを誘ってPKを獲得。しかし、キッカーのオーバメヤンが枠の右を狙ったシュートはGKヤルシュテインにセーブされてしまった。

それでも80分、メリーノの縦パスを受けたO・デンベレがラングカンプをスピードで抜き去りボックス左へ侵入。鋭いクロスを送ると最後はファーサイドのオーバメヤンが押し込んだ。ここから攻勢に転じたドルトムントだったが、84分にアクシデント。相手DFの執拗なマークにイラついたエムレ・モルが相手選手を突き倒して一発退場となってしまった。一方、ヘルタも90分、シュトッカーがギンターに対して後方から悪質なスライディングタックルを見舞い、一発退場。互いに10人となった中、試合は1-1で終了。日本人対決が実現した上位対決は痛み分けに終わった。