プレミアリーグ第8節のWBAvsトッテナムが15日にザ・ホーソンズで行われ、1-1の引き分けに終わった。

インターナショナルブレーク前に行われた前節、首位マンチェスター・シティに今シーズン初黒星を与え、唯一の無敗で2位に付けるトッテナム。代表戦明けとなった今節は、WBAとのアウェイゲームに臨んだ。代表戦明けのコンディションに加え、来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)のレバークーゼン戦を控えるチームは、前節から先発2人を変更。9月の月間MVPに輝いたソン・フンミン、ローズに代わって、ヤンセンとベン・デイビスが先発に入った。

戦前の予想通り、押し気味に試合を運ぶアウェイのトッテナムだが、自陣ゴール前に堅固なブロックを構築するWBAの守備をなかなか崩しきれない。

それでも、前半半ば過ぎから押し込む時間が続くトッテナムは、31分にセットプレーの流れからデレ・アリがアクロバティックなボレーでゴールを脅かす。さらに37分には裏に抜け出したデレ・アリがGKと一対一、42分にはボックス右でフリーのエリクセンがきっちり枠を捉えたシュートを放つが、いずれもGKフォスターのビッグセーブに阻まれた。

ゴールレスで迎えた後半も試合展開に大きな変化はなし。だが、攻め切れないトッテナムは、後半立ち上がりにアクシデントに見舞われる。60分、競り合いの場面でバランスを崩した味方と交錯したアルデルヴァイレルトが右足を痛め、自力歩行不可能な同選手は担架に乗せられ、ピッチを後に。代わってエリック・ダイアーが緊急投入された。

ディフェンスリーダーの負傷退場で嫌な雰囲気が漂うトッテナムは、デンベレとソン・フンミンを投入し、流れを変えにかかるが、82分に相手のセットプレーから先制を許す。相手陣内左サイドでのFKからファーサイドのマクレーンの足下にボールが流れると、これをマクレーンがシュート。枠の右隅を捉えたシュートはGKロリスが圧巻の反応で弾き出すも、こぼれ球を古巣初対戦のシャドリに豪快に蹴り込まれた。

シャドリの恩返し弾を浴び今季初黒星の可能性が出てきたトッテナムだが、諦めないチームは土壇場で追いつく。89分、ゴール前での混戦から狭いスペースでエリクセンから短いパスを受けたデレ・アリがゴール右隅に流し込んだ。さらに勝ち越しを狙うトッテナムは、試合終了間際のラストプレーで得たFKの場面で名手エリクセンが枠の右上隅を捉えたシュートを放つが、ここはGKフォスターの圧巻のワンハンドセーブに阻まれ、逆転とはならず。

デレ・アリの劇的弾で無敗キープに成功したトッテナムだったが、苦手ホーソンズでまたしても勝ち切れず、この日勝利したアーセナルに抜かれて暫定3位に転落した。