明治安田生命J2リーグ第36節のモンテディオ山形vs東京ヴェルディが、16日にNDソフトスタジアム山形で行われ、ホームの山形が1-0で勝利した。

18位の山形と17位の東京Vによる残留争いにおいて重要な“シックスポインター”。共に4試合ぶりの勝利を目指す両チームは、山形が前節から先発3選手を入れ替えたのに対し、アウェイの東京Vは同じスタメンを採用した。

開始3分に左サイドのクロスから松岡が枠を捉えたボレーシュートを放つなど、ホームの山形が優勢な入りを見せる。その後、時間の経過と共にボールを保持する東京Vが押し返していくが、ミスから山形に先制点が生まれる。

20分、山形のカウンターから左サイドを攻め上がった高木利が折り返すも、必死に戻った中後がカットしてバックパス。だが、ゴール前の安在がクリアし損ねたボールを松岡が流し込んだ。

何とか前半のうちに追いつきたいヴェルディだが、ビルドアップの場面でのミスや動き出しの少ない影響でなかなか攻め切れない。38分には二川のラストパスからボックス右に抜け出したドウグラス・ヴィエイラに決定機も、ここはDFにわずかに触られてシュートは枠を捉え切れず。

山形の1点リードで迎えた後半、ビハインドを追う東京Vは澤井を下げてハーフタイム明けに杉本を投入。この交代でドウグラスと杉本が最前線に並ぶ[4-4-2]に布陣を変更した。だが、前半以上に攻め手がないチームは、62分と72分に渡辺とドウグラスを下げて高木大、北脇を投入した。

試合終盤にかけて杉本のドリブル突破を起点にようやく反撃に出た東京Vは、84分にボックス手前中央で得たFKの場面で高木善が決定的なシュートもクロスバーに阻まれる。さらに87分には再び高木善のFKから井林のボレーシュートが左ポストを叩いたボールがゴール前のDF平の足元にこぼれる。しかし、平はこのイージーなフィニッシュを枠に飛ばせない。

一方、後半に入って前半ほど決定機を作れない山形だったが、2戦連続ゴールで先制点を決めた殊勲の松岡、川西、高木利を下げて、佐藤、大黒、田代を投入し、逃げ切りを図る。88分にはゴール前に抜け出してGK柴崎と交錯したディエゴがやや厳しい判定でシミュレーションを取られてしまい、この試合2枚目の警告を受けて退場処分に。それでも、相手のパワープレーを最後まで凌ぎ切って4戦ぶりの白星を手にした。