インテルに所属するアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ(23)が、キャプテンを剥奪されることになるようだ。イタリア『メディアセット・プレミアム』など複数メディアが伝えている。

今月に入ってインテルとの契約を2021年まで延長したイカルディは、今シーズンのリーグ戦でチームトップの6ゴールを記録するなど、“ネッラズーロ”の若きカピターノとして明るい未来が待っているかに思われた。だが、ワンダ・ナラ夫人との馴れ初めを含めて、以前から素行に問題を抱えていた同選手は、自身の素行問題からインテルでのキャリアに暗雲が垂れ込めている。

イカルディは先日、発表した自叙伝の中で2015年2月に起きたサポーターとの問題について言及。サッスオーロとのアウェイゲームの試合後に自身のユニフォームをインテルサポーターの陣取る一角に投げ込んだものの、最終的に投げ返されたと記述。また、当時のインテルサポーターに関しても辛辣な言葉で綴っていた。

そして、この自叙伝の内容を知ったインテルのウルトラスは、このサッスオーロ戦後に起きた出来事がイカルディの創作であり、嘘つきはキャプテンに相応しくないと痛烈に非難。その後、予想外の事態に焦ったイカルディは、自身の『インスタグラム』で火消しに走るも、16日にジュゼッペ・メアッツァで行われたカリアリ戦ではゴール裏のスタンドに「お前は男じゃない! お前はキャプテンではない!」と、同選手を非難するバナーが掲げられるなど、インテリスタは謝罪を受け入れず。

また、今回のイカルディの行動を重く見たインテルのハビエル・サネッティ副会長は、「我々、クラブに関わる人間は今回の行為を容認できない。(キャプテン剥奪を含めた)何らかのアクションを起こすか? 残念なことにイエスだ。ファンは我々にとって最も重要な要素だ。彼らは常に我々と共にあり、互いにリスペクトする必要がある」と、17日にイカルディとキャプテン剥奪を念頭に置いた緊急の話し合いを行うことを認めている。

なお、イカルディはカリアリ戦でPKを失敗し、1-2の敗戦の一因となっており、サポーターの怒りをさらに買うことになった。そのため、今冬か来夏のインテル退団の可能性が急浮上している。