U-19日本代表は17日、バーレーンで開催中のAFC U-19選手権グループC第2節でU-19イラン代表と戦い、0-0の引き分けに終わった。

ベスト4に進出すれば来年に韓国で行われるU-20ワールドカップ(W杯)に出場できる今大会。5大会ぶりのU-20W杯出場を目指す日本は、U-19イエメン代表との初戦をFW小川航基(ジュビロ磐田)の1ゴール1アシストの活躍で3-0の快勝。連勝を目指す今節は、U-19カタール代表との初戦を引き分けたイランと対戦した。

前節からのメンバー変更は3点。DF岩田智輝(大分トリニータ)、MF三好康児(川崎フロンターレ)、FW岸本武流(セレッソ大阪)に代わって、DF初瀬亮(ガンバ大阪)、MF長沼洋一(サンフレッチェ広島)、FW中村駿太(柏レイソルU-18)が先発に入り、前節と同じ[4-4-2]の布陣を採用した。

互いに慎重な入りとなった中、開始4分に日本がセットプレーからゴールに迫る。相手陣内左サイドで得たFKの場面でMF堂安律(ガンバ大阪)が左足で入れたクロスを、ファーサイドのDF中山雄太(柏レイソル)が打点の高いヘディングシュートも、これはクロスバーに嫌われる。

立ち上がりの決定機を逃した日本は、8分にMFシェカリの意表を突いたロングシュートでピンチを迎えるが、クロスバーの下を叩いたボールはゴールラインぎりぎりのところに落ちるが、ボールは完全にラインを越えておらず、ノーゴールの判定となった。

序盤に決定機を作り合った両者だったが、その後は中盤で潰し合う展開が続き、互いになかなかフィニッシュまで持ち込めない。やや動きの少ない日本は足元へのパスが目立ち、相手の守備ブロックを攻略できず。その流れの中で中村や長沼がボックス内に侵入する場面もあったが、ゴールをこじ開けるまでには至らなかった。

ゴールレスで迎えた後半も試合展開に大きな変化はなし。54分にはボックス手前でボールを持った堂安が得意の左足を振り抜くが、枠の左を捉えたシュートは相手GKの好守に阻まれた。

前半同様にこう着状態が続く中、流れを変えたい日本は、65分に中村を下げてFW岩崎悠人(京都橘高)、68分にはMF神谷優太(湘南ベルマーレ)に代えて、MF原輝綺(市立船橋高)を投入。さらに74分には長沼を下げて、三好をピッチに送り出した。

後半もなかなか決定機を作れない日本は、79分にようやく決定機。ボックス付近で小川、堂安と繋いでゴール前に抜け出した三好が決定的なシュートも、これはGK正面を突く。さらにこぼれ球に小川が詰めるが、窮屈な体勢で放ったボレーは枠の右に外れる。

前半同様絶好機を逃した日本は、直後の80分に不用意に飛び出したGK小島亨介(早稲田大学)がFWジャファリにかわされ、ボックス左から無人のゴールへシュートを許すが、ここは冷静にゴールをカバーしに行ったDF中山雄太(柏レイソル)の好対応に救われた。さらに90分にはゴール前での空中戦からこぼれ球に反応したジャファリに決定的なヘディングシュートを許すが、ここはクロスバーに救われた。

結局、試合はゴールレスのままタイムアップを迎え、日本のグループステージ突破は、20日に行われる最終節のカタール戦に持ち越されることになった。

U-19イラン代表 3-0 U-19日本代表

【日本出場メンバー】
GK:小島亨介
DF:初瀬亮、冨安健洋、中山雄太、舩木翔
MF:堂安律、神谷優太(→68分 原輝綺)、坂井大将、長沼洋一(→74分 三好康児)
FW:小川航基、中村駿太(→65分 岩崎悠人)