U-17日本女子代表は17日、ヨルダンで開催中のU-17女子ワールドカップ準決勝でU-17スペイン女子代表と対戦し、3-0で勝利した日本が2大会連続の決勝進出を決めた。

史上初の大会連覇を目指す日本は、準々決勝でU-17イングランド代表を3-0で撃破し、ベスト4進出を果たした。2大会連続の決勝進出を目指すチームは、強豪スペインとの一戦に臨んだ。

前節、2ゴールのFW植木理子をベンチに置くなど、前節から数名のメンバー変更を行った日本は、やや押し込まれる入りとなる。だが、11分にキャプテンのMF長野風花のスルーパスに抜け出したMF千葉玲海菜がボックス内でGKと一対一を迎えるが、このシュートはわずかに触られて枠の左に外れた。

最初の決定機を逸した日本だったが、14分に先制点を奪う。左サイドでの巧みなキープでDFを引き付けたMF遠藤純のスルーパスに抜け出したDF冨田実侑がニアポストへ絶妙なグラウンダーの折り返しを送る。これをゴール前に走り込んだFW高橋はながスライディングで押し込んだ。

幸先良く先制に成功した日本だったが、先制直後の19分にはボックス右に抜け出した相手FWピナに決定的なシュートを許すが、ここはGK田中桃子のファインセーブで凌いだ。その後も押し込まれる時間が続く日本は、30分過ぎにもピンチを招くが、田中の好守とピナのシュートミスに助けられ、同点ゴールを許さない。

苦戦を強いられながら1点リードで試合を折り返した日本は、後半立ち上がりに貴重な追加点を奪う。48分、ボックス手前で千葉の落としを受けた長野が、ボックス右に走り込む冨田に圧巻のスルーパスを通す。サイドを深くえぐった冨田のマイナスの折り返しが、相手DFルシアのオウンゴールを誘発した。

試合をコントロールする日本は、61分に遠藤を下げてMF宮崎ひなた、68分に2点を演出した冨田に代えてDF牛島理子を投入し、逃げ切りを図る。すると76分、ボックス内に抜け出した高橋が相手DFに引き倒され、PKを獲得。これを高橋自ら冷静に蹴り込み、試合を決定付ける3点目を奪った。

その後、78分にMF野島咲良を投入し、試合をクローズに懸かった日本は、強豪スペイン相手に3-0の完勝し、決勝進出。大会史上初の連覇に王手を懸けた。なお、日本は21日に行われる決勝戦でU-17ベネズエラ代表を3-0で一蹴したU-17北朝鮮代表とのアジア勢対決に臨む。

U-17スペイン女子代表 0-3 U-17日本女子代表
【日本】
高橋はな(前14)
オウンゴール(後3)
高橋はな(後31[PK])

【日本メンバー】
GK:田中桃子
DF:冨田実侑(→68分 牛島理子)、高平美憂、脇阪麗奈、北村菜々美
MF:千葉玲海菜、長野風花、菅野奏音、遠藤純(→61分 宮崎ひなた)
FW:高橋はな、小嶋星良(→78分 野島咲良)