インテルの元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディが、クラブの公式サイトを通じてファンに謝罪している。

イカルディは先日、発表した自叙伝の中で2015年2月に起きたサポーターとの問題について言及。サッスオーロとのアウェイゲームの試合後に自身のユニフォームをインテルサポーターの陣取る一角に投げ込んだものの、最終的に投げ返されたと記述。また、当時のインテルサポーターに関しても辛辣な言葉で綴っていた。

そして、この自叙伝の内容を知ったインテルのウルトラスは、このサッスオーロ戦後に起きた出来事がイカルディの創作であり、嘘つきはキャプテンに相応しくないと痛烈に非難。その後、予想外の事態に焦ったイカルディは、自身の『インスタグラム』で火消しに走るも、16日にジュゼッペ・メアッツァで行われたカリアリ戦ではゴール裏のスタンドに「お前は男じゃない! お前はキャプテンではない!」と、同選手を非難するバナーが掲げられるなど、インテリスタは謝罪を受けいれていない。

この事態を受けてインテルのハビエル・サネッティ副会長は「「(キャプテン剥奪を含めた)何らかのアクションを起こすか? 残念なことにイエスだ」と、イカルディに対する罰を与えると明かしていた。

インテルの公式サイトによると、17日の午前中にクラブとイカルディの会談が行われたようで、クラブ側は改めて、イカルディが内部規則違反を犯したことを明かした。一方でイカルディはファンに向けて次のようにメッセージを残している。

「ここ数日に起こったことは、僕にとってとても悲しいことだった。インテルに加入してからは、このクラブのことを最優先に考えなければいけない家族のようなものだと教えられてきた。今回のことは僕にとってつらい時期で、誤解が起こってしまったと思っている」

「今回は僕の少し早すぎた自伝本から始まってしまった。その本のいくつかに不適切な部分があった。このことでインテルのファンに不愉快な思いをさせてしまったことを本当に申し訳なく思っているよ」

「クラブの決定事項にはすべて従う。これからはもっと注意して行動していくつもりだし、チームでの役割もこなす。今は前よりも一段と結束力が強くなったと実感している。これからも一緒に勝利を目指そう」

なお、イギリス『BBC』によると、噂されたキャプテンははく奪は行われないことが決定したようだ。