18日(火)と19日(水)にチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第3節が開催される。ここでは18日に開催されるグループE〜グループHのマッチプレビューを紹介していく。

★CLグループステージ第3節
10/18(火)

◆グループE
《27:45》
レバークーゼン vs トッテナム
CSKAモスクワ vs モナコ

◆グループF
《27:45》
レアル・マドリー vs レギア・ワルシャワ
スポルティング・リスボン vs ドルトムント

◆グループG
《27:45》
レスター・シティ vs コペンハーゲン
クラブ・ブルージュ vs ポルト

◆グループH
《27:45》
ディナモ・ザグレブ vs セビージャ
リヨン vs ユベントス


◆グループE:ソン・フンミンが古巣レバークーゼンと初対決!
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混戦必至のグループE第2節では、黒星スタートのトッテナムがCSKAモスクワ相手のアウェイゲームを1-0で終え、グループステージ初勝利。一方、白星スタートで首位のモナコは、レバークーゼンとのホームゲームで土壇場の同点弾で追いつき、首位キープに成功した。

第3節の注目カードは、2戦連続ドローで3位のレバークーゼンが、2位のトッテナムをホームに迎える一戦。直近のブレーメン戦で敗戦を喫するなど、ここまで国内リーグで3敗を喫するなど、安定感に欠けるレバークーゼンは、CLの舞台でも2戦連続でリードを追いつかれてのドローと試合運びの改善が急務。それでも、FWエルナンデスを筆頭に破壊力抜群の攻撃は、DFアルデルヴァイレルトをケガで欠くトッテナムに脅威を与えられるはずだ。

一方、国内リーグで無敗を継続するトッテナムでは、前述したアルデルヴァイレルトとエースFWケインが引き続き起用できない。それでも、リーグ屈指の堅守とMFデレ・アリ、MFエリクセンらを擁するテクニカル且つアグレッシブな中盤は健在。ただ、今回の一戦で最も注目を集めるのは、古巣初対戦となるFWソン・フンミン。チームメートへの公式な挨拶なしに電撃移籍した経緯に加え、9月のリーグ月間MVPに選出されるなど、絶好調のコンディションを含め、その一挙手一投足に注目だ。

戦前は3番手との予想ながら1勝1分けで首位に立つモナコは、CSKAモスクワとのアウェイゲームに臨む。国内リーグでパリ・サンジェルマン、CLでトッテナムと格上を撃破し、開幕から絶好調だったモナコだが、直近のトゥールーズ戦で敗れるなど、CLプレーオフ参戦に向けて早めの仕上げを行ったツケからか、全体的に疲労感が見える。代表戦明けに加えて、長距離移動を強いられるこの一戦では、真価が試されるところだ。

◆グループF:負傷者続出のドルトで香川は救世主となれるか
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前回王者レアル・マドリーとドルトムントの一騎打ちと目されるグループFの第2節では、その2強の直接対決がドローに終わった隙を突き、最下位のレギア・ワルシャワに勝ち切ったスポルティング・リスボンが、勝ち点1差で追走。やや三つ巴の様相を呈してきている。

そして、今回の第3節からは、そのスポルティングと2位のドルトムントが、連戦に臨む。敵地に乗り込むドルトムントは、度重なる負傷者の影響で公式戦3試合未勝利と苦戦が続く。とりわけ、最終ラインと中盤にケガ人が続出しており、ここ最近出場機会を減らすMF香川真司にとっては、恰好のアピール機会となるはずだ。その香川は途中出場した直近のヘルタ・ベルリン戦でFWウスマーヌ・デンベレと共に試合の流れを変える好パフォーマンスを見せており、このスポルティング戦でスタメンのチャンスを与えられる可能性は十分にあるはずだ。

また、前大会王者でグループ首位のマドリーは、直近のベティス戦で大勝を飾り、公式戦4試合連続引き分けのドロースパイラルからようやく脱出。勢いを取り戻した王者は、グループステージ2連敗で最下位に沈むレギア・ワルシャワ相手にきっちり勝ち切り、2位と3位が潰し合いをしている隙に虎視眈々と首位通過を狙う腹積もりだ。

◆グループG:リーグ戦で苦戦のレスター、GS3連勝なるか
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今回のグループステージで最も地味な顔ぶれとなったグループGの第2節では、本命対決と目されたレスター・シティvsポルトでホームのレスターが勝ち切り、2連勝で首位をキープ。裏カードのコペンハーゲンvsクラブ・ブルージュは、ホームのコペンハーゲンが4-0の大勝でグループステージ初勝利を手にしている。

CL初参戦で連勝スタートのレスターだが、国内リーグでは直近のチェルシー戦で大敗するなど、第8節終了時点で既に昨シーズンの敗戦数を上回る4敗を喫している。また、直近2試合で無得点というのも気がかりだ。さらに、対戦相手のコペンハーゲンは、今年5月の敗戦を最後に公式戦23試合無敗を継続するなど、今大会出場チームで最も負けにくいチームだ。

得点力不足のレスターが堅固な守備ブロックを構築し、堅守速攻を得意とするアウェイチーム相手に勝利するには、今季ここまで精彩を欠くMFマフレズのパフォーマンスがカギを握る。また、大柄で横の動きや背後への動き出しを苦手とする相手守備陣に対しては、CLデビューが期待されるFW岡崎慎司の起用も効果的かもしれない。

一方、グループ本命に挙げられながらここまでの2試合で勝ち点1と出遅れている3位のポルトは、連敗で最下位に沈むクラブ・ブルージュとのアウェイゲームに臨む。CLでは苦戦しているものの、若き新エースFWアンドレ・シウバ、アトレティコ・マドリーからレンタル中のMFジョッタら攻撃陣は好調を継続しており、今回の一戦では若き力の爆発を浮上のキッカケとしたい。

◆グループH:清武CLデビューなるか
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一昨シーズンのファイナリストのユベントスとヨーロッパリーグ(EL)3連覇中のセビージャが2強を形成するグループHの第2節では、初戦の本命対決をドローで終えた両チームが、ディナモ・ザグレブとリヨン相手にきっちりグループステージ初勝利を挙げている。

迎えた第3節で2位のセビージャは、2連敗で最下位に沈むディナモ・ザグレブとのアウェイゲームに臨む。直近のリーガで約1年半ぶりにアウェイゲームでの勝利を掴んだセビージャは、このアウェイ連戦で連勝を飾るべく高いモチベーションで臨むはずだ。国内リーグで3位をキープする好調なチームとは裏腹に、1ゴール1アシストで鮮烈デビューを飾って以降、思うように出場機会を得られていないMF清武弘嗣だが、今回の一戦では19名の遠征メンバーに選出されており、CLデビューのチャンスが到来。一部では今冬のブンデスリーガ復帰が報じられているだけに、今回のディナモ・ザグレブ戦で結果を残し、周囲の雑音を消したいところだ。

ここまで1勝1分けで首位に立つユベントスは、リヨンとの隣国対決に臨む。今回の一戦では圧倒的な強さを誇るホームゲームであることに加え、対戦相手のリヨンは国内リーグで苦戦を強いられるなど、多くの問題を抱えており、今節で勝ち点を取りこぼす可能性は低いと思われる。