リヨンに所属するブラジル人DFラファエウ・ダ・シウバが、負傷離脱中のサラリーを全額チャリティーに寄付していたことがわかった。フランス『レキップ』が伝えている。

2015年にマンチェスター・ユナイテッドからリヨンに完全移籍したラファエウだが、加入初年度は度重なるハムストリングのケガの影響でリーグ戦の出場は21試合にとどまっていた。

大きな期待を受けながらチームに貢献できない歯がゆさを感じていたラファエウは、クラブ幹部と話し合いを行い、負傷離脱中のサラリーの受け取りを辞退したいと提案。だが、クラブは法律上サラリーの支払いを止めることができないと説明した。

だが、引き下がらないラファエウに根負けしたクラブは、同選手に対してクラブが後援する慈善団体OLファウンデーションへの寄付を提案。そして、ラファエウは、入院中でスタジアムでの観戦ができない子供ファンに向けて、試合日にロッカールームとピッチで選手たちと情報交換ができる移動型ロボットの購入資金に自身のサラリーを充てることを決断した。

現在は、戦列に復帰しピッチ内での貢献を続けているラファエウは、過去に行ったチャリティーに関して以下のように語っている。

「僕はプレーしたいだけなんだ。そして、その対価としてサラリーを受け取りたい。だけど、あのときはプレーすることができなかったんだ」

「子供たちのためにやった行いに満足しているよ。だけど、あれは僕にとってもすごく良いことだったんだ。あの行いによって、気持ち的にも救われたんだ」

プロサッカー選手としての強い矜持を持つラファエウが手掛けたチャリティーは、多くの子供たちを勇気づけているはずだ。キャリアの短いサッカー選手たち全てにこういった行いを望むのは酷だが、少なくない金銭と共に多くの期待を受け取ってプレーしていることを常に自覚してほしいところだ。なお、ラファエウが購入したロボットの活躍の様子は以下のURLからチェックしてみてください。

◆Jリーグでも導入希望
https://www.youtube.com/watch?v=E8q6pDvYDLE