誰しもが、生きているうちにたくさんの国に旅行して、美しい景色を見たいと思いますよね。

現実には休みがなかなか取れないけれど、時間が取れる限りヨーロッパや、世界中の海を楽しみたい。そう思うのは本能に近いくらいの切なる望みではないでしょうか。

でも、なかなかそうできない時、世界中の美しい景色を楽しむという願いを叶えてくれる人がいるのです。

ミニチュア作家が創り出す、世界旅行

それは、ミニチュア作家の安田誠一氏。手に収まるほどの小さなサイズで、想像できないくらい美しい景色を作り出すのが彼なんです。

そして、ミニチュアと言っても、ただ小さい作品を作るだけではないのです。その小さく、美しい景色は、なんとワインボトルの中にあるのです。

ワインボトルの中をそっと覗くと、例えばそこには、雄大なマッターホルンが、例えばエーゲ海に浮かぶ白い街が拡がっているのです。

そしてそのボトルに、様々な方向から光を当てると、その美しい風景は朝〜昼〜夕暮れへと様々に美しく変化していきます。

ただ単一の景色だけではなく、その風景の一日を見ることさえできるのです。安田氏の作り出す不思議なワインボトルは、観る者を美しい世界旅行へと誘い出してくれるのです。

ミニチュア作家(箱庭屋)安田誠一氏

見るものすべてを魅了する世界を創り出す彼。どんな歩みを経て、ここに辿り着いたのでしょうか。

大学を卒業した後、関西の私鉄系遊園地に勤務。その後、1995年職業訓練校木工科を経て、家具職人として別注家具製作所に勤務したのが始まりのようです。

そして、2007年にハンズ大賞準グランプリ「風景の小箱」(箱世界)受賞。それを期に作家活動を開始しました。

2011年のふしぎアートグランプリ大賞「ボトルスコープ」2012年紙わざ大賞グランプリ受賞「風景の宅配便」その功績は世間の興味をさらい、テレビにも多数出演されています。