9月15日から17日にかけて開催された東京ゲームショウ2016。

VR元年と呼ばれる年にふさわしく、会場にはVR専用のコーナーが設けられ、各社のブースにもVRコンテンツが並んでいた。

基本的にはゲームとVRの組み合わせが主流だが、その中でちょっと変わり種の展示を見つけた。

脳波とVRを組み合わせた「脳波LOVEチェッカー」である。出展社は株式会社電通サイエンスジャム。「“脳波x VR”でシナリオ分岐する 新時代の恋愛シミュレーション」と銘打っており、東京ゲームショウ2016が初公開になるという。

いったいどんなものなのか、体験取材した。

脳波から5つの感情を分析

「脳波LOVEチェッカー」は、脳波センサーつきのVRゴーグルを装着して視聴するVRコンテンツである。

ゴーグルの中にスマートフォンが入っており、この画面にVR映像が映し出される仕組みだ。

さらにゴーグルには脳波を測定するセンサーも取り付けられており、耳と額から脳波を検出してリアルタイムに測定が可能となっている。

脳波から読み取れる情報は「好き」「興味」「集中」「ストレス」「鎮静」の5つ。これらの情報をもとに、体験者の感情を分析するというわけだ。

たとえば「好き」と「興味」の数値が高まれば、それは目の前にあるものが気になっている状態であり、「ストレス」が低く「鎮静」が高ければ、いわゆる瞑想の状態になっているのだという。

さらに、「脳波LOVEチェッカー」では、このセンサーデバイスとゴーグル内のスマートフォンをBluetoothで連携。読み取った感情をコンテンツに反映する。

文章で説明するとややこしいが、簡単にいえば「目の前に映し出された映像が、自分の感情によってマルチに分岐する」というわけだ。

これを応用して作られたのが「脳波LOVEチェッカー」である。なんでも「脳がもっとも気になった女の子」を分析して特定してくれるらしいが、そんなことが可能なのだろうか。