グランドセイコーより、深い群青色が目にも鮮やかな「メカニカルハイビート36000 銀座限定2023モデル」(84万7000円、消費税込)が登場。銀座の朝の風景から着想を得たダイヤルの美しい陰影と、実際の街を模したグリッドパターンが、手元に知性と洗練を与えます。

●セイコー創業の地・銀座の情景をモチーフにデザインされた特別限定モデル

 行動制限が解除された今年の春は、日本の美しい街並みにあらためて魅了されたという人も多いのでは。

 例えば高級ブティックや宝飾品店が並ぶ東京・銀座は、昼夜を問わず賑わいの絶えない巨大繁華街ですが、人もまばらな早朝に訪ねてみれば、街そのものに漂う凛とした美しさに気づかされるはず。澄んだ青空を映したカーテンウォール、清々しい空気のなかですこしずつ目覚めはじめる様子に、この街の魅力をあらためて再認識することができます。

 こうした朝の銀座の美しい情景を体現するのが、この5月にグランドセイコー ヘリテージコレクションからリリースされた「メカニカルハイビート36000 銀座限定2023モデル」(品番:SBGH315、84万7000円、消費税込)。昨年発売された「SBGH297」に続き、創業の地・銀座をモチーフにデザインされた数量限定モデルです。

●銀座らしい品格、知性、活力を、濃淡の群青色とオリジナルのグリッドパターンで表現

 2023年モデルでは、晴天の下で数多の店舗の扉が開かれ、その日一日の営みが始まろうとする時間の晴れやかな高揚感を、美しい群青色の濃淡で表現しています。ダイヤル一面、縦横斜めに広がるグリッドは一見等間隔に引かれているようにも見えますが、よく見れば斜め方向にひかれたラインは必ずしも一定の間隔で交わっているわけではないことに気づきます。

 これは街のランドマークにもなっている時計塔を従えた「SEIKO HOUSE GINZA」でおなじみ、銀座4丁目角を中心とする実際の地図をベースにつくられた、“銀座グリッドパターン”とよばれるオリジナルデザイン。今回のモデルでは型打ちの格子模様の上にこのパターンを透明印刷で重ねることで、銀座という街の持つ品格、知性、そして活力を情緒豊かに表現しています。

 ムーブメントはグランドセイコーが誇る、薄型スリムな10振動メカニカルハイビートキャリバー9S85。シースルーバックのガラスには限定モデルの証として、ブランドの象徴である獅子のマークと「GINZA LIMITED EDITION」の文字が、これもブランドを象徴する「グランドセイコーブルー」で記されます。

 2023年モデルも前回モデルと同様、銀座エリアに売場を構える5つの店舗と6月下旬開店予定の1店舗のみ。「実物を手にできるのは、この街に自ら足を運んだ人だけ」というちょっとしたプレミアム感も、心ときめく演出です。

■グランドセイコー メカニカルハイビート36000 銀座限定2023モデル
品番:SBGH315
価格(消費税込):84万7000円
ケース径:40.0mm
ケース厚:12.9mm
ケース、ブレスレット:ステンレススチール
ガラス:ボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)
ムーブメント:自動巻(手巻つき)メカニカルムーブメント キャリバー9S85
駆動時間:パワーリザーブ55時間
防水性能:日常生活用強化防水(10気圧防水)
限定数量:400本
発売時期:2023年7月15日