ひとつのテーマに基づいてスケッチをおこすのではなく、コラージュをベースにアイディアを展開することを得意とするJ.W.アンダーソンは今季、ユニークなボリュームたっぷりのスリーブや膝にキルティングがあしらわれたパンツ、シルクブラウスのような繊細な質感のボンバージャケットやニットのロングドレスなどを発表した。

襟、袖、ヘムラインに重厚感のあるチューブのようなデザインがあしらわれたニットトップには、異なる素材がミックスされたスカートが合わせられていた。アンダーソンの様々な素材、配色、装飾を上品で洗練されたひとつの作品にまとめる天才的な才能を、アシンメトリックなヘムラインやユニークなフォルムに多種多様な素材を組み合わせた作品をもって再確認させてくれるコレクションであった。