お鍋の中の昆布ダシで茹でて食べる湯豆腐は、もともとお坊さんが食べていた精進料理。そんな、京都を代表する伝統グルメを、観光で訪れたなら、一度は食べたいもの。そこで、寺社の境内に店を構える名店から、江戸時代から続く老舗まで、人気の観光エリアの周辺で食べられる、湯豆腐の名店をまとめてみたので紹介しよう!

■ こだわりのダシじょうゆが豆腐とマッチ

石畳が敷かれた風情ある小道を通り抜けて、店内へと向かう嵐山の「湯どうふ 竹むら」は、家庭的な雰囲気の中で、本格的な湯どうふが手ごろに味わえる人気店だ。豆腐は嵯峨の名店・森嘉の木綿豆腐を使用。削りたてのカツオ節と昆布を使った特製のダシじょうゆで味わう湯どうふは絶品だ。一押しは、自慢の湯どうふをはじめ、八寸・ひろうす・胡麻どうふ・野菜の天ぷらなど全6品(11〜3月は柚子釜どうふ)が楽しめる「松コース」(3600円+チャージ100円)。こだわりの豆腐をたっぷりと堪能しよう!

■ 清凉寺の境内に立つ湯豆腐・京料理の老舗

嵯峨野にある清涼寺の境内に立つ湯豆腐と京料理の老舗「ゆどうふ 竹仙」。看板料理の湯豆腐には、嵯峨豆腐の名店・森嘉の豆腐が使用され、なめらかな喉越しと豆腐本来の味わいが堪能できる跡引くおいしさ。京野菜や生麩、湯葉などを織り交ぜた季節のコースで楽しもう。

おすすめは、特製胡麻豆腐など10品の京料理と湯豆腐、生ゆばお造りがセットになった「ゆどうふおきまり京生ゆばお造り付き」(4320円)。さらに、ゴマを丹念に練り上げて独自の製法で作った「特製胡麻豆腐」(480円)などみやげ物も販売しているので、老舗の味を家でも味わえる!

■ ランチは湯豆腐定食のみの一本勝負

天龍寺の塔頭・妙智院にある湯豆腐専門店「西山艸堂」。もとは先々代和尚が檀家や知人に料理を振る舞っていたことが始まり。「湯豆腐定食」(3240円)は、嵯峨の名店・森嘉の濃厚な豆腐を使用した一級品だ!

■ 南禅寺で湯豆腐の原点の味に出会う

岡崎エリアで創業から380年余、江戸時代から続く湯豆腐の老舗「ゆどうふ 奥丹 南禅寺」。職人が試行錯誤のすえにたどり着いた自家製豆腐は、原料となる大豆、にがり共に厳選した一級品。全7品の「湯豆腐コース」(3240円)で、こだわりぬいた湯豆腐をたっぷりと満喫してみよう!

■ 龍安寺詣でのあとに食べたい湯豆腐

龍安寺境内にあり、風情ある庭園と共に湯豆腐や精進料理を堪能できる「七くさ湯どうふ 西源院」。自慢の「七くさ湯豆腐」(1500円※ご飯付き1700円)には、なめらかな喉越しの木綿豆腐を使用。龍安寺の歴史と雰囲気を満喫するなら、精進料理付き(3300円)を注文しよう!

■ 生湯葉とともに湯豆腐を楽しむ!

築300年以上の京町家で美しい日本庭園を眺めながら湯豆腐が味わえる「茶寮 弁治」。いちおしは、生湯葉や生麸田楽が付いた「嵯峨野湯どうふ膳」(1950円)。営業は土日祝と秋の観光シーズンとなっているので、来店前に電話で確認をしていこう。

■ 繊細な味わいの自家製豆腐料理を堪能!

山下 清など著名人に愛された、茶屋旅荘を引き継いだ木屋町の町家「豆屋源蔵(まめやげんぞう)」。季節の魚や野菜を使った前菜や、刺身、自慢の湯豆腐、魚の西京焼き、椀物などが付く「鴨川コース」(5800円※席料込み)など、コースの内容も充実したラインナップ。自家製の豆腐や湯葉を使った京料理は、大豆本来の味を堪能できる。門前にせせらぐ高瀬川や、眼下に広がる禊川と鴨川の景色をゆったり楽しもう!

【関西ウォーカー編集部】