■ 男性用セーラー服がバカ売れ!?

「女装癖=キモい」なんて考えはもう古い?オネエ系タレントが一大勢力を築いている昨今、日本人の性に対する許容がどんどん広まっている。急速にハロウィン文化が浸透していることもあり、ミドルエイジの俳優やアーティストがSNSに女装姿を投稿しても問題ナシ。一般人の中年オヤジだって“変身願望”を表現してもドン引きされない時代が到来したのかもしれない。現実に、男性用のセーラー服がバカ売れしているといううわさもある。その真相はいかに!

■ 男の娘が女装シーンに新風

そもそも日本における女装シーンに新風を巻き起こしたのは、「男の娘(おとこのこ)」の存在。2009年、若くてかわいらしい男子がメイド姿で働くカフェが登場したことでスポットライトを浴びたのだ。そしてその後、“ジェンダーレス男子”と呼ばれる、同性愛者とは限らない中性的な男性も増加。女子もすっかり免疫ができたのか、クオリティーが高ければ女装も賞賛される風潮に。

現在放送中の“月9”ドラマでもイケメン俳優が女装男子キャラとして登場しているが、「超絶かわいい!」と若い女子の間で話題になっているというのだ。

■ おっさんの女装は“アリ”か?

一方で、年齢的に「男の娘」とは呼べない猛者たちも女装姿を公開している。昨年には浅野忠信がInstagramでブロンドのウィッグを被った写真を投稿し、意外すぎる姿で大反響を呼んだ。そして世界では、“ヒゲの歌姫”ことオーストリア出身のコンチータがブレイク。先月にはGACKTがハロウィンイベントにナースコスプレで登場して、衰え知らずの“美貌”を見せつけた。諸兄の果敢なチャレンジのおかげで、今後は日本でおっさんの女装も“アリ”という風潮が強まるか。

■ 女装の肯定派は69.4%

もちろん、マツコ・デラックスやミッツ・マングローブをはじめとするオネエ系タレントがブレイクしたことで、中年男性の女装に対する好感度が上がっていることも推測できる。「ORICON STYLE」が2015年10月に10〜50代の男女を対象に行ったアンケートでは、なんと女装を肯定する意見が69.4%!「正直気持ち悪い」という否定派の意見も少なくなかったようだが、肯定派には「他人の趣味なので、周りに迷惑かけなければOK」という声が多かったという。女装が個人の自由として市民権を得る時代も近づいているのかもしれない。

■ 男性用セーラー服わずか2日で完売

そんななか、10月にアイデアグッズブランド「BIBI LAB(ビビラボ)」から、男のためのセーラー服「ボクセラ」が販売が開始された。なかなか“最初の一歩”を踏み出せない男性に向けて、フリース素材で部屋着として活用できるように仕上げているのが特徴だ。さらに、実際のセーラー服にはないスカートのフリル&レースなど、高い女子力を表現できるアイテムとしてネットで話題になり、1着8856円と安くはないものの、初回生産分が発売からわずか2日間で完売したという……。

その実力を探るべく、リアルに編集者(37歳)が着用してみることに!

「ボクセラ」はワンピース構造ですっぽりかぶるだけなので、セーラー服初体験でも10秒で変身完了!……ジョリジョリのヒゲ面ながら、思いのほかキュートに見えないだろか?ポイントは、ちょっと大きめのサイジング。ガチムチ体格の男性でもストレスなく着用できるよう、腕まわりや胸まわりに余裕がある設計のため、まるで華奢な女子になったような気分を味わえてしまうのだ!

そもそも、厚手のフリース素材を使用しているため、肌触りがフカフカ&ポカポカ。着るだけでラブリーな気持ちになれるし、寒さが厳しさを増すこれからの季節でも部屋着として十分に活用できる。付属のニーハイソックスの表面は、すべすべのベルベット素材。クセになるような手触りを実現しており、ニヤニヤ顔を止めることができなくなる。ちなみに、洗濯機で丸洗いが可能なため、常に清潔な状態を維持できるのも見逃せない。クリーニング店に出す必要がないので、恥ずかしい思いをする心配もないのだ。ただし、部屋干し必至!?

■ 見事な“絶対領域”が誕生

そして、何を隠そう付属のニーハイは男のフトモモに“絶対領域”を作り出す。スカートとニーハイのわずか数cmの隙間から覗く己の白い肌は、見た瞬間に恥ずかしくなること請け合い。勢いでムダ毛を処理したくもなるはずだ。そう、自分が羞恥心という名の“「乙女心」を持っていることを、はっきりと自覚できるのである。また、ボリューミーな2段フリルのスカートの裾には、純白のレースがあしらわれている。歩けばゆらゆらと翻るため、無意識のうちに鼻歌を奏でてしまうことも。鏡の前で「見えそうで見えない角度」を実験したりと、とにかく探究心を刺激されてしまう……。

■ ワンピース構造のメリットとは?

さらに、通常の男性の服ではなかなか味わえない開放感を得られるのがワンピース構造の最大のメリットだ。パジャマやスエットに見られる「ウエストゴムでおなかが苦しい」問題を解決し、メタボ体型の男性でもリラックスして着用可能。もちろん、忘年会用のウケ狙いアイテムとしても活用可能だ。しかも、実はメーカーによると女性の購入者も少なくないという。セーラー服への憧れを捨てられないのは、男だけではなかったのだ!妻や彼女との兼用も見込めるため、様々な楽しみ方ができるのが隠れた魅力!?「女の子になりたい」願望がなくても、一着持っておいて損はない、かもしれない。【東京ウォーカー/記事提供=週刊ジョージア】

※記事の内容は、無料スマホマガジン「週刊ジョージア」から一部抜粋、再構成したものです