2016/09/22 22:45 ウェザーニュース

今日22日は、二十四節気「秋分」。有名な暦の一つですが、皆さんは秋分の特徴ってご存知ですか?

今回は秋分の様々な特徴をご紹介します。

徐々に過ごしやすく

秋分の頃は、夏に比べ日照時間が短くなり、段々と気温が下がり始めます。
これに関連して秋分を含んだお彼岸の時期は、季節の変わり目として一つの目安とされてきました。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉を皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。
厳しい残暑もお彼岸を境に落ち着き、過ごしやすくなるということを表しています。
では、実際に彼岸前と彼岸後では気温に変化があったのか、過去の気温を調査してみました。

過去の気温を比較

彼岸前、彼岸時期、彼岸後それぞれ7日間の平均最高気温を調べてみました。

昨年に関しては、彼岸後の平均最高気温のほうが高くなっていましたが、その他の年を見ると、概ね彼岸前よりも彼岸後の気温のほうが低くなっていることがわかります。

2011年に関しては、彼岸前と彼岸後で7℃以上も変化していました。

では、皆さんの体感はどう?

秋分の季節感は?

ウェザーニュースでは、二十四節気ごとに「今の季節感」を伺い、季節の変化を皆さんと追っています。さて、秋分の季節感は?

実は昼のほうが夜よりも◯◯!

秋分の日は春分と同様に昼と夜の長さが同じになると言われています。
しかし、昨年の記録を見てみると、昼の時間が12時間9分、夜の時間が11時間51分と昼のほうが長くなっています。
実は以下の理由から、日の長さに違いが生じるのです。

日の出は太陽が地平線から顔を見せた瞬間で、日の入は太陽が地平線から消える瞬間です。つまり、この定義によって必然的に太陽1個分、昼の方が長くなってしまいます。


地平線に近い太陽の光は、大気中を通る過程で屈折し、太陽が実際の位置よりも若干浮き上がって見えます。
私達が見ている太陽の位置と実際の位置が違うため、昼と夜の長さにも違いが出てきてしまうのです。

おわりに

秋分の日というのは、国立天文台が計算し、導き出された日付が官報に掲載されることによって正式に決定となります。

先の年の秋分の日も計算によって導くことは可能ですが、地球の運行状態は常に変化しているため、より正確に出すためにも、毎年計算されているようです。

このように、何気なくカレンダー記載されている昔の暦には、意外と知らない特徴や設定されるまでの過程があります。
ネットや本を活用し、昔の暦に触れてみるのもよいのではないでしょうか。