2016/09/25 18:10 ウェザーニュース

9月下旬になり、2,000mを超えるような山では紅葉が始まっています。
すでに大雪山(北海道)や八幡平(秋田)、立山(富山)、千畳敷カール(長野)などでは高い所から見頃を迎えています。

今年もウェザーニュース会員の皆さんから紅葉リポートが到着しはじめていますが、どうやら今年の中央アルプスの紅葉は黄色味が強いようです。

葉が色づくには?

栄養や水分が送られなくなった葉たちは光合成をやめるため、光合成に必要な葉緑素は分解されます。

◆葉が黄色になるには…
徐々に緑色が失われ、今まで緑色のために見えていなかった「カロチノイド」というものが葉の表面にあらわれて、黄色く変化します。

◆葉が赤色になるには…
葉の中で分解された葉緑素と残っていた栄養分である糖分が反応すると「アントシアニン」ができ、葉は赤くなります。

逆を言えば、葉が赤く色づくためには、葉が日光を受けて光合成を行うことで葉の中に糖分を貯め込んでおく必要があるということになります。

日照時間の少なさが影響?

「今日も曇り空です(´・ω・`)ずいぶん朝陽を見ていません」

8月から長野周辺の山は雲がかかりやすい状況でした。さらに9月に入り、西・東日本は秋雨前線の影響で雲が広がる日が続いたため、平年に比べると日照時間が極端に少ない状況に。このため、光合成がしっかりと行えていない状況では、葉は黄色くなり、赤くならない可能性があります。

週後半も再び雨に…色づきはどうなる?

長野県周辺では、この1週間はいったん晴れるタイミングもありますが、週後半には再び秋雨前線の影響が強く、西・東日本は雲が広がりやすい予想です。

この先、日本アルプスの紅葉が今後どのように進むか気になるところです。