2016/09/28 10:30 ウェザーニュース

今日は広範囲でムシムシ空気に包まれていますが、富士山は雲の帽子とマフラーを装着。
静岡県のウェザーニュース会員より、富士山の笠雲リポートが多数届いています。

「ボーダーの雲を纏った富士山
右上の吊し雲も段々です」
きまぐれ猫さんより静岡県富士市(09:02)

笠雲・成長中

「富士山の笠雲がさらに大きくなりました。
つるし雲も大きくなりましたね。
写真には写っていませんが笠雲より大きなつるし雲が富士山の東にあります。」マルさんより(静岡県富士宮市)

笠雲(かさぐも)とは?

まるで山が帽子をかぶっているかのように、頂上付近に丸い雲がかぶさることがあります。このような雲を「笠雲(かさぐも)」と言います。

以下のような状況のときに発生します。
上空の空気が暖かい
上空に湿った空気が存在
上空の風が強い

上空を流れる湿った空気が山の斜面にぶつかることによって上昇し雲が発生。

このとき、上空の風が強いと、風上側の斜面で雲が発生し風下側の斜面で雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって山頂付近に雲が止まって見えます。

これが山頂部分に笠をかぶせたような雲となるため、「笠雲」と呼ばれます。

天気下り坂のサイン

笠雲が見られたら、次のようなソラヨミができます。
  笠雲見えた!
  → 上空が湿っている
  → 雨雲が近づいてきている

笠雲が見られたときは、前線や雨を降らせる雲が近づいてきているときが多いです。
この雲が消えて間もなく厚い雲が広がってくると、天気は下り坂に向かっているサインとなります。

▼現在の雨雲
※最新の雨雲レーダーが表示されない場合は、オリジナルサイトよりご確認ください。

このあと東海や北関東でも段々と雨が降り出す予想です。降り方がザッと強まったり、雷雨になる可能性もあるので、空の変化にご注意ください。