2016/09/29 12:03 ウェザーニュース

昨日28日(水)に発生した台風18号は現在、西進中です。10月3日(月)頃から北に進路を変え、日本列島に接近する恐れがあります。

10月の台風上陸数は平年で0.2個、8月の0.9個、9月の0.2個に比べると大幅に減少します。
しかし、数が少ないとは言え油断ができないのが10月台風の特徴です。

過去に爪痕を残した10月台風

2014年台風18号

一昨年、2014年には10月に2個の台風が上陸。台風18号は大型で強い勢力を保ったまま静岡県浜松市付近に上陸し、東海や関東地方を中心に大雨による大きな被害が発生しました。

静岡から神奈川にかけて台風接近前の雨が長引き48時間で静岡で400mmを超えた所もありました。その大雨で、自動販売機の取り出し口や車が水没したり、川が氾濫して道路が冠水しているリポート、また、土砂崩れの災害リポートなどが寄せられました。

2004年台風23号

また、2004年23号も大型で強い勢力を保って高知県土佐清水市付近に上陸。西日本から東日本の広範囲で大雨となり、亡くなった方が100人近くに達しました。京都府の由良川が氾濫し、観光バスの上で救助を待った人々の様子を覚えている方も多いかと思います。

台風18号の動向に注目

2000年以降、10月に上陸した台風は前出の2個を加えて、全部で6個ありますが、その全てが上陸時まで強い勢力を保っていました。

上陸数は少なくても、いざ近づいてくると大きな被害を及ぼすケースがあります。
今回の18号も10月2日(月)には強い勢力まで発達する予想です。来週にかけての動きに注意、警戒が必要です。