2016/10/04 22:04 ウェザーニュース

ウェザーニュースでは、天気や自然、季節に関わる様々な調査を実施しています。
これから深まっていく秋シーズンは「紅葉の色づき」で、季節の変化を皆さんと追っていきます。

紅葉、色づいてる?

全国の皆さんに今の葉っぱの色づきを伺ったところ、全国的には「まだ」という回答がほとんどですが、北日本では「色づき」の報告が広がってきています。

エリア別では?(前回調査と比較)

北日本は着実に色付き進む


◆全国的には色付きはまだまだ
今回(10月4日)の結果では、全国で見ると、「まだ」の回答が「約9割」を占めており、全体ではまだまだ色付いていないことが分かります。

◆北日本は着実に色付き進む
その中で、北日本は今回の結果で「北海道は約5割」、「東北地方でも約2割」が色付きまたは見頃であると回答しています。前回から、北日本では着実に葉の色付きが進んでいるようです。

◆東・西日本は色付き進まず
一方、東・西日本は、東日本で色付きまたは見頃回答が微増しているものの、全体的にまだまだ色付きが進んでいないことが見てとれます。

都道府県単位で詳細に色付きを比較した。結果、前回からさらに北日本や、長野県で色付きが進んでいることが見てとれます。

◆西日本や東日本平野部はまだまだ色付き進まず

一方、西日本では全域で色付きが進んでおらず、東日本も平野部では色付きがまだまだ進まないことが分かります。

その中で、前回から北陸と山梨県、北関東で色付きの割合が増えている。北から着実に色付きが進んでいるようです。

理由は上空の気温

今回の調査で、東北や中部で色付きが進んだことから、高い山から色付いたことが読み取れます。

上空の気温を見てみたところ、

9月1日〜10月3日までの秋田と輪島の上空がコンスタントに下がっており、2,000m以下では10℃以下の気温まで下がることがありました。

また、中部でも約2,500m以上で10℃以下となる日が続いており、高い山で色付きが進む気温の傾向が続きました。

ただ、傾向的には、9月下旬は平年よりも気温が高めで、例年10月上旬にかけて見頃を迎える地域ではいつもより遅めに色付きが進んでいることも考えられます。

この先一週間の色付き見通し

台風18号が日本の東へと遠ざかると、北のエリアほど平年よりも低めの気温をもたらす寒気が進んできます。

その後も、週明けからはさらに強めの寒気が流れ込む予想。

このため、北日本や、中部の標高が高い山ではこのタイミングで一気に色付きが進みそうです。

◆台風の影響が心配
一方で台風18号の強風で、どこまで葉に影響を受けるかが心配です。

台風進路に近い東・西日本の日本海側や東北地方で葉が傷ついたり最悪散ってしまわないがポイントです。