2016/10/08 06:40 ウェザーニュース

「大分県大分市大在付近より、砂ぼこり?火山灰でしょうか、びっくりです」
10月8日(土)午前1時46分ごろ、熊本県阿蘇山の中岳第一火口で、爆発的噴火がありました。
阿蘇中岳第一火口で爆発的噴火が発生したのは、1980年1月26日以来です。
噴火警戒レベルは2(火山周辺規制)から3(入山規制)に引き上げられています。

周辺からの降灰報告あり

ウェザーニュースでは、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の会員を対象に、阿蘇山の噴火による降灰の有無をお聞きしています。
5時半の時点での報告を見てみると(上の画像)、阿蘇山周辺から「灰たっぷり」、大分市や別府市からは「灰うっすら」の報告をいただいています。

また、熊本の方からは「火口から東北に10キロ付近の阿蘇市です。雹が家に当たるような音で目が覚め、外を見たら砂利混じりの降灰でした。一時停電していましたが、今は復旧しています。」とコメントも届いています。

レーダーで噴煙を捉えた

8日01時46分噴火の様子

阿蘇市に設置しているウェザーニューズの噴煙観測用のレーダー(WITHレーダー)では、8日01時46分頃から噴煙が立ち上りはじめ、58分頃に最高高度海抜約8000mに達したことが確認でき、噴煙は東北東、大分方面に流れた様子を捉えていました。

火山灰拡散シミュレーション

関東上空を通過する可能性も

8日01時46分の爆発的噴火によって噴出した火山灰は、山頂直上は南西風の影響を受け、阿蘇市内から大分方面、上空高く巻き上がった火山灰は西風の影響を受けて、四国上空を通過、関東の上空を通過する可能性があります。

ひまわり8号による実況解析

阿蘇山から噴出した火山灰は阿蘇市内から大分県を通過し、高知県と高知県沖合を東に移動している様子が映っています。