2016/10/15 19:50 ウェザーニュース

実りの秋。

山々は色づきの季節を迎えるとともに、ドングリが出来る季節でもあります。
子供にかぎらず、おとなになっても、キレイなドングリをみつけると嬉しい気持ちになりませんか?

実はこのドングリ、不作の年と豊作の年があるそうなんです。人間にはあまり関係が無いようですが、ドングリを秋の栄養源としている森の動物達には死活問題。また、近年ニュースで見聞きすることが多くなってきた「熊」の出没にも関係があると言われます。

そこで、ウェザーニュース会員と共に全国でドングリ調査を実施。
ドングリがいつもの年と比べて、「多い」「同じ」「少ない」「周りにドングリがない」の4択で聞いてみました。

周りにドングリがある方の回答結果

「多い」より「少ない」多数

回答のうち、「周りにドングリがない」という方のデータを除いて分析すると、全体的には半数の人が「同じ」と感じています。ただ、「多い」が「少ない」かの回答を見ると「少ない」の方が「多い」の倍となっています。

さらにエリア毎に詳しく見ると↓

「多い」と答えた人が一番多いのは、甲信エリアでした。
一方で、「少ない」と答えた人の割合が多いのは、北日本や西日本。こちらは葉っぱの成長が著しい6月の日照時間が平年に比べて少ないエリアと一致しています。

今年の6月は晴れた日が少なく、日照量は平年より少なくなりました。そのため、養分を生成する光合成が十分におこなえず、葉っぱの生長に影響が出たため、ドングリの生成にも影響が及んだ可能性があります。

凶作までは行かないまでも、やや少ない傾向か

今回の調査結果を総じてみると、「凶作」とまでは行かないまでも、やや少ない年であると言えそうです。

秋にドングリを食べて冬眠の支度をする熊は、ドングリが不作だと食べるものが足りず、秋に人里まで下りてくることがあるそうです。
栃木や群馬など、ドングリの不作によるクマ出没の注意を促している県もあるようです。

ドングリ拾いに山へ出かける時は、十分注意しましょう。