空気は関係なく水やゴミの進入を防ぐため

なくてもいいんじゃないかと思うモノはけっこうあるけど、タイヤに空気を入れるためのバルブに付いているゴムのキャップもそのひとつだ。なぜ付いているだろうか? 最初に言っておくと、空気の漏れはさすがにこんなに簡単なものでは防ぐことはできない。

一番の役割は、水の侵入だ。じつはバルブは自転車のものと同じように見えて、もっと繊細。細い金属の軸とゴムのパッキンが入っていて、空気の出し入れや漏れ防止などの機能を果たしている。それだけに水が入ると内部が腐食したり、固着して空気漏れや入れる際の不具合などが発生してしまうわけだ。

そのほかゴミの侵入も考えられるが、理由は水と同じなのだが、こちらは腐食というよりも、かみ込みによる不具合防止が目的だろう。

それゆえ、ないのは厳禁。タイヤ店やガソリンスタンドで頼むとタダでくれるところもあるし、買っても数十円だろう。たまに点検して、ないようなら付けておきたい。

またバルブそのものも空気が漏れないようにしている重要なパーツ。それだけに定期交換する必要があるので要注意だ。夏タイヤとスタッドレスとの入れ替え時などに点検してもらうといいだろう。

(文:近藤暁史)