笑顔で華を添えるだけが役割じゃない!

レースクイーンとはモータースポーツに参戦するチームのキャンペーンガールです。高校生から30歳ぐらいまでの女性が活躍する世界。

レースクイーンといっても、バイクやクルマなどの多種多様なレースがあるなかでも、国内最高峰のものといえば「スーパーGT」のレースクイーン。

GTレースクイーンになるには書類選考→オーディション→合格というような流れで決まることが多いのですが、そう簡単になれるものではありません。オーディション会場には書類選考を勝ち抜いた美女ばかり!

3〜5人ずつ大勢の審査員の前で自己PRを行い、選考が終わったあと、選ばれた数名のみが最終選考へ進むことになります。

最終選考はコスチュームに着替え再び審査員のもとへ行き、質疑応答や写真撮影などを行い、後日合否連絡が事務所へ入ります。人気のチームであればあるほど倍率はとても高く、合格率が40倍〜100倍という競争率の高いオーディションも存在します。そうやって勝ち抜きサーキットに立つことができるのです!

次に「レースクイーンの仕事って何するの?」と疑問に思っている方もいると思います。

「いる必要あるの?」「ただ傘差してニコニコ写真撮られているだけじゃないの?」と思っている方もなかにはいると思いますがそんなことはありません!

レースクイーンの傘の本来の役割はドライバーに日が当たらないように陰を作り、雨が降っているときは濡れないようにドライバーに傘を差しています。

レースクイーン自身が傘を独占しているわけではないのです! ドライバー又はチームのスポンサーの方に傘を差すため自分自身は日陰に入ることも無く、雨に濡れることも……。

その他にもピットウォークと呼ばれるお客さんがピット前を歩き近くでマシンやドライバーに会える時間にも、もちろんレースクイーンは働いています。

ファンの方と写真撮影をしたり、チーム限定のオリジナルグッズをお客さんに渡したり、スポンサーのチラシなどを配ったりなどもしています。

撮影といえば、スポンサーステージ(ギャルオンステージ)とチームの紹介を行うステージがあります。実際に私も初戦は慣れていないこともあり緊張で胸が張り裂けそうでした。大勢の方の前で一語一句間違うことなくPRするのがプレッシャーだったのは今だから言える話です(汗)。

ちなみにレースクイーンという職業は華やかな仕事に思われがちですが、じつは体育会系な仕事なんです!

灼熱の太陽の中、雪が降りそうな極寒の気温の中。「暑い」「寒い」とも言わず笑顔でドライバーやお客さんに笑顔で元気を与え、レースがより楽しくなるよう盛り上げる。

今までちょっとだけ誤解していた方。もしサーキットに行く機会があれば頑張る彼女達も応援してあげてくださいね!

(文:要さえこ)