[フランス中西部Le Puyからスペインの聖地Santiagoを経てMuxiaまで]
(2015.4.22-7.16 86days 総費用37万円〈航空券含む〉)

韓国キリスト教事情

 6月18日(承前)愛知県の三河地方出身の中高年3人組と一緒に昼過ぎにべルシアノス・デル・レアル・カミノの慈善宿に到着。ボランティアスタッフの対応が明るく丁寧だ。

 私は早速水場で備え付けの石鹸と洗濯板を使って洗濯。顔見知りの韓国の牧師さん夫妻と一緒だ。パク牧師(韓国語で「モクサ」)は温厚な人柄で奥さんもいつも丁寧に挨拶してくれ夫妻には好感を抱いていた。パク牧師は韓国南西部の全羅北道(チョルラペクド)の全州(チョンジュ)の教会の牧師だ。

 パク牧師によると韓国国民の40%近くがキリスト教徒で、そのうちプロテスタントが6割でカトリックは4割くらいという。仏教徒は国民の30%くらいでキリスト教徒より少ないと。朝鮮戦争以後の混乱のなかで米国人宣教師が積極的に布教活動したので急速にキリスト教の信者が増えたという。パク牧師自身は長老派(プレスビテリアン)教会に属する。

 彼の説明によるとカルバンに端を発する長老派はヨーロッパ起源であるが、それが米国に伝わり大きな教会組織に発展し、朝鮮戦争後に積極的に米国人牧師が韓国で宣教活動した結果韓国に長老派教会が広がったという。「結局、長老派の布教活動は数世紀を経て地球をぐるっと回ったのですよ」と笑った。

 韓国の教会には世界統一教会のようなカルト集団があったり、税金逃れのための偽教会があったりとどうも胡散臭いイメージがつきまとうがパク牧師には篤実な人柄を感じた。