明けましておめでとうございます。小川大介です。

 今年も、本連載「ビジネススキルを活かして楽しむ脱力系子育てのススメ」をよろしくお願いいたします。

 さて、前回は「子どもへの声かけのポイントは、部下への声かけと同じ」というお話をさせていただきました。

 「親の役割」とは、子に自分で生きていく力を授けることであり、体験を通した学びを生み出すことが大切だということ。しかし、ただ体験するだけでは学びは生まれず、「声かけ」による気づきを生み出すことが必要になることから、部下への声かけにも共通する3つのポイントをお話ししました。「観察」「耳を傾けること」「笑顔」の3つです。いずれも「信頼関係」を結ぶために必要不可欠の要素であり、信頼関係があるからこそ「声かけ」が生きてくるのでした。

 最後に、子育てのための「声かけ7か条」をご紹介してまとめとしたのですが、生活の中に取り入れていただけているでしょうか。

 子育てにおいても、ビジネスにおいても、「笑顔」「待つ」「楽しむ」「信頼する」「観察する」「6秒ルール」「ほめる」の7か条は抜群の効果を発揮しますので、ぜひ生かしていただきたいと思います。

 そして今回の話題ですが、「褒め方」と「叱り方」について考えてみたいと思います。

褒め疲れしていませんか?

 子どもを育てる上でも、部下を育てる上でも、「褒める」ということは大切ですね。

 存在を認められ、努力を認め励まされることで、人はより成長したいという気持ちを持つことができますし、チャレンジすることへの勇気もわいてきます。

 「褒めて育てる」という言葉も、すっかりおなじみになりました。

 しかし、いまこの記事をお読みの方の中にもいらっしゃるのではないでしょうか。

 「褒め疲れ」している方が。

 「なんでもかんでも褒めろ褒めろって、我慢の連続のこっちを褒めてほしいよ!」

 「当たり前の努力もせずに、褒めてもらって当然という態度でいる若手を、それでも褒めないといけないの???」