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BMWは今年、「次の100年」というキャッチフレーズの下で創業100周年を祝賀している。同社は10月11日(米国時間)、ロサンゼルスで最新のコンセプトバイク「BMW Motorrad Vision Next 100」を発表した。

このコンセプトバイクは、すでにミュンヘン、ロンドン、北京でも発表されている。BMWは今回、これまでの3台も含めて全4台を展示した。

このバイクは従来のオートバイのように動くものの、乗車の条件に応じてフレームとパワーユニットが再構成される。エンジンはゼロエミッション(有害ガスを排出しない)のパワーユニットだが、これは走行中には、現在BMWのバイクに搭載されている水平対向エンジン「boxer」に似たものだ。バイクが駐車しているときは、このパワーユニットはアコーディオンのように折り畳まれる。

また、黒い三角形のフレームは、乗車条件に合わせて曲がったり動いたりする。例えば、速い速度ではフレームの柔軟性は小さくなり、より安定性が高くなる。タイヤも適応性に優れ、走行中の乗り心地とハンドリングを最適化するように再構成される。フレームのデザインは、1923年に登場したBMW初のオートバイ「R32」を思い出させるものだ。

BMWはさらに、バイオ二ックのライディングスーツの構想も練っている。運転手の身体を完璧にサポートするスーツだ。

また、拡張現実バイザーの構想もあるという。このバイザーは、視線追跡技術によってユーザーインターフェイスをコントロールするもので、目の前の道路に理想的なラインや勾配の角度を投影することもできる。

こうしたシステムはすべて、「ヘルメットなしでも安全なバイク」を実現するためのものだ。ただし、Vision Next 100の安全性を運輸当局が納得するまで、バイザーは、しばらくの間はヘルメットに組み込まれるかたちで提供される。

Vision Next 100は、10月16日まで、ロサンジェルスのサンタモニカ空港に無料展示されている。