11月16日(水)に待望の日本デビューシングル「GRAVITY」をリリースするMINUE(ノ・ミヌ)。日本デビューを記念し、10月3日(月)に続き、5日(水)はTOKYO SEASIDE FESTIVALお台場J地区特設会場にて、日本デビューイベント「2016 MINUE JAPAN DEBUT CONCERT〜MAJESTIC〜THE END/AND」を開催した。

 追加公演となった5日のコンサートは、MINUEにとって初の野外公演。“雨男”としても知られているMINUEだけに、やはり雨は避けて通れなかったが、「患者」(=MINUEのファン)たちの願いが通じたのか、空から降ってきたのは優しい雨だった。

 開演時間になると、小雨が降ったりやんだりと不安定な状況の中、レインコートを着て準備する「患者」たち。オープニングアクトのダンスボーカルお笑いグループ「H5」」(エイチファイブ)が登場すると熱い歓声が沸き上がり、力強いパフォーマンスを届けた。

 続いてミュージシャンMINUEが登場すると客席は総立ちに。
「GO! 」というMINUEのシャウトで、「MY WAY」、「Crazy World」、「SNAKE EYES」とおなじみのロックナンバーが次々と繰り出され、会場は一気にヒートアップ。照明やレーザー光線、スモークの演出効果も相まって、MINUEのカッコよさに「患者」たちはぐいぐい引き込まれていく。

 「Take me high」ではMINUEが「OhOhOh Say! 」とあおると、「患者」たちも「OhOhOh」と一緒に歌い盛り上がった後、デビューシングルにも収録される「WE ROCK」では、強風が吹き荒れたが、激しいロックサウンドと絶妙にマッチし、さらに迫力のあるステージングとなった。

 会場が暗転し、スクリーンにデビューシングル「GRAVITY」のPVが流れた後、レザージャケットを羽織って再びステージに現れたMINUE。「Sorry」に続き、小雨が降る中で歌唱した「I’m not OK」では、「止まない雨 傘もなくて びしょ濡れでもI’m not OK」という歌詞がリンクし、格別な雰囲気を漂わせた。
「初めての野外ライブですけど、ごめんなさい。雨を降らせてしまいました(笑)。雨が降ったり、やんだりしていて、ちょっと時間が遅くなっちゃいました。申し訳ありません。ごめんなさい」とまずは謝罪の言葉から入ったMINUEだが、「は〜い」という自分の口調をマネする「患者」たちに、「本当におかしい人たちが集まったんですね(笑)」といつものMINUE節が炸裂。

 「どうですか、野外は? すごく空気がいいですね〜。最高? みんな笑顔ですね」と「患者」たちの笑顔や元気な声に、MINUEもニッコリ。「僕が頑張って歌っていたら、髪が風で乱れて、きょう扇風機も準備してくれたんだって思ったら、どんどんひどくなって…。台風でした(笑)。えっ、カッコいい? 知ってる」とイラズラな表情を浮かべ、「1回気合を入れましょう。イェーイ! 」とあおると、客席も「イェーイ! 」と叫び、コール&レスポンスで一致団結! 
そして、「皆さんが僕をずっと応援してくれたから、ここまで来たんだと思います。僕も頑張りましたけど、あなたがいるから、僕は調子に乗って、いままで来たんだと思います」と語り、大きな拍手を受けたMINUE。「感謝の気持ちで、これからいい曲をたくさん作って、プレゼントしようと思っています。いまから歌う曲は、新幹線とかに乗ったとき、MINUEを感じながら、疲れた体を充電してくださいって意味で、書いた曲です。感謝の気持ちを歌で表現します」と、「Believe」を自ら電子ピアノを演奏し、曲の世界観を、優しいボーカルで語りかけるように表現するMINUEの姿は、「患者」たちに大きな感動をもたらした。

 そして、「もう1曲ピアノでやろうかな〜」と「Beautiful Day(Acoustic ver)」も弾き語りで披露。夜空の下、照明を浴びてピアノを弾くMINUEの姿がなんとも美しく、幻想的な光景で、熱狂しきった会場に心地よい風を吹き込んだ。

 後半は、白いギターを肩にかけて登場したMINUE。再びギアを全開にし、ギターをかき鳴らしながら、「It’s My Life」、「YOLO Tonight」で力強い歌声を届け、「患者」たちと一緒に飛び跳ねた。「Bad Girl」では、バンドメンバーのほっぺにチューをしたり、スキンシップをしたりしながらお茶目に弾けるMINUEの姿に、客席からは「かわいい〜」という声も飛び交うほど。
「あ〜、楽しいね〜」と充実した表情を浮かべるMINUE。「台風が来ても僕たちは負けない! それが人生じゃないか! 僕もいろんな波と台風が何回も来たじゃないか」と明るく笑って吹き飛ばし、「野外ライブって気持ちいいね〜。これから夏になったら、やりましょうね」とうれしい約束も。

 また、雨を心配して、MINUEの友達がてるてる坊主を作ってくれたことも明かし、「1回きりの人生、この時間は戻ってこないんで、後悔がなく、スッキリ寝られるように、最後までみんな頑張って楽しんで、遊んでください! 」と本編最後は日本デビュー曲「GRAVITY」。

 ここまで熱いパフォーマンスをしてきただけに、汗を含んだ白いシャツから、肌がうっすらと透けて見え、よりセクシーさが増したMINUEに、「患者」たちも最後まで声援を送り、「Wow Wow Wow…」と大合唱。一体感に包まれて終了した。

 アンコールでは、「WE ROCK」のドラム演奏で、「患者」たちの目をくぎ付けにしたMINUE。激しくドラムを叩く姿や、スティックをクルクルと回す姿など、荒々しくも美しい圧巻のドラムプレイで「患者」たちを大熱狂させた。

 「頑張って歌っているのに、SNSに“MINUE、ドラムが一番カッコよかった”ってどういう意味? 」と興奮さめやらぬ「患者」たちに、皮肉交じりの冗談を言っていると、またも風が吹き込み、「あ〜、涼しい」と両手を広げて、全身で風を浴びるMINUE。どんなポーズを取ってもカッコいいMINUEに、客席からは「ヒュー! 」と歓声が上がった。

 そして、ファンと一緒に「LOVE SONG」を歌い、最後のあいさつ。「きょうの野外ライブもそうだし、僕にとっては9月、そして10月、11月はすごく特別な思い出がたくさん作れるんじゃないかなと思っています。まず、11月16日に発売するデビュー曲は、MINUEっていう名前をかけて、自分がプロデュースして、自分がやりたかった音楽なんで、皆さんの親戚、2階、3階、4階、5階と同じマンションに住んでいる方みんなに、買ってって言うんですよ(笑)」と求め、うなずく「患者」たちに「よーし! 」と拳を突き上げ、「イェーイ! 」とあおると、「患者」たちも「イェーイ! 」とノリノリ。

 MINUEは「できれば、いい結果が出たらいいなとは思っていますけど」と本音をのぞかせつつ、「想像もできないけど、まぁ、なんとかなるでしょうね〜。うん、もし、いい結果になったら…」と考え込み、客席からは「ハグして」などの声が上がるも、「なったら、もっと頑張りま〜す! 」ととぼけたような表情を見せ、会場を笑いに包んだ。

 最後の曲は、「できればカッコよく撮ってくれよ」と携帯電話での撮影を許可し、「きょうの日を忘れないように」と、アコースティックギターを肩にかけて「Beautiful Day」を熱唱。MINUEは「あなたが僕のそばにいてくれるからBeautiful Day」、「僕が君のそばにいるよ」という歌詞を通じて、「患者」たちにメッセージを伝え、会場に余韻を残しながら、投げキスをしてステージを後にした。

 ライブ終了後、バンドメンバーと一緒に、客席をバックに記念写真、動画を撮った後、「患者」たちを見送り、初の野外ライブを大盛況のうちに終えたMINUE。楽曲ごとにさまざまなパフォーマンスを見せ、あらためてミュージシャンとしてのポテンシャルの高さを知らしめた彼が、日本デビューでどんな成果をあげるのか注目したい。