韓国KBSで水・木曜日に放送されているドラマ「空港に行く道」が、視聴者から繊細な心理描写、感覚の優れた演出、俳優たちの演技力と3拍子そろったラブストーリーだと好評を得ている。

 このように多くの長所を持ち合わせたドラマ「空港に行く道」に、決して欠かすことのできないのが、ディテールとスケールを追求する制作陣の努力だ。小さな事も逃さないディテール、現実感を増すスケールが本作の完成度を高めている。

 特にスケールの大きさは、視聴者の目を楽しませる華やかさに集中したのではなく、劇の現実感と没入度を高めることに照準を合わせていることに意味がある。ドラマ序盤で登場するマレーシアでのシーンは、8月に10日間ほど現地で撮影された。

また、主人公スア(キム・ハヌル)の職業はベテラン客室乗務員、夫のジンソク(シン・ソンロク)は操縦士、友人のミジンも客室乗務員であり、さらにスアがドウ(イ・サンユン)と運命的に何度も出会う場所が空港と飛行機内である。

 それほど本ドラマには“空港”と“飛行機”が重要な場所であるが、現実感を出すために通常行う飛行機のセットではなく、実際の飛行機内で撮影したという。マレーシアロケ時には6機を使って3日間撮影し、空港内の連結通路や駐機場など他のドラマでは撮影が難しい場所でもおこなった。

 操縦士役のシン・ソンロクは「実際の飛行機の操縦室に入って演技をした」と満足感を見せた。

 ディテールはもちろん、スケールにもこだわった「空港に行く道」。俳優や制作陣の努力と情熱でさらに高まる完成度に期待が高まる。