【ニューヨーク=有光裕】タカタ製エアバッグの欠陥問題で、同社が試験データの改ざんなどの刑事責任を認め、約10億ドル(約1140億円)を支払って13日にも米司法省と和解する見通しであることが分かった。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が報じた。

 タカタは、エアバッグを購入した自動車メーカーに約8億5000万ドル(約970億円)を賠償する。また、同社製品で被害を受けた人などへの補償を行う基金設立のために約1億2500万ドル(約140億円)、罰金として約2500万ドル(約30億円)を、それぞれ支払う見通しだ。

 タカタ製エアバッグの異常破裂が原因とみられる事故で、米国ではこれまでに11人が死亡している。司法省は、タカタが不適切な情報公開や情報隠しなどを行ったとして、捜査していた。実際に和解すれば捜査は事実上、終結する。