13日の東京金融市場は、投資家の運用リスクを避ける動きが一服し、円安・株高が進んだ。

 外国為替市場の円相場は一時、1ドル=115円台をつけた。午後5時、前日(午後5時)比39銭円安・ドル高の1ドル=114円69〜71銭で大方の取引を終えた。前日のニューヨーク市場で、米10年物国債の金利が横ばいとなり、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りに歯止めがかかった。

 株式市場は、円安を好感した買い注文が先行した。日経平均株価(225種)の終値は、前日比152円58銭高の1万9287円28銭だった。円安で採算が改善するとの期待から、自動車など輸出関連株を中心に値上がりした。

 ただ、市場では「ドナルド・トランプ氏が大統領就任後も保護主義的な発言を繰り返せば、相場の重しとなる」(大手証券)と警戒する声も出ていた。