政府の地震調査委員会は13日、日本で起こる可能性がある地震の最新の発生確率を公表し、南海トラフで10年以内にマグニチュード(M)8〜9級の地震が発生する確率を、前年の「20%程度」から「20〜30%」に引き上げた。

 周期的に発生する地震の場合、地震が起きていない期間が長くなるほど発生確率が上がる。今回の引き上げも、前年からの時間経過によるものだという。50年以内の発生確率も、前年の「90%程度」から「90%程度もしくはそれ以上」に改めた。

 一方、熊本地震があった布田川断層帯では、北東部でM7級の地震が300年以内に発生する確率を、前年の「ほぼ0〜9%」から「ほぼ0%」に引き下げた。

 ただし、九州中部の地域全体の評価は「17〜27%」とほとんど変わらず、文部科学省地震・防災研究課は「注意が必要な事には変わりがない」としている。