東京・豊洲市場(江東区)で都が実施している地下水モニタリング(継続監視)の最終調査で、ベンゼンなど複数の有害物質が環境基準を超えて検出されたことが分かった。

 14日午後に開かれる都の専門家会議(座長・平田 健正 たてまさ 放送大学和歌山学習センター所長)に報告される。小池百合子都知事は、最終調査結果が出ていないことを理由に、昨年11月に予定していた築地市場(中央区)の豊洲市場への移転を延期しており、小池知事は難しい判断を迫られることになりそうだ。

 都は2014年から、豊洲市場の敷地内201か所でベンゼンなど5物質の濃度を継続調査。過去7回の調査はいずれも基準値以下だったが、昨年9月に発表された8回目の調査では、環境基準の1・1〜1・4倍のベンゼンと、1・9倍のヒ素が検出された。9回目の最終調査は、昨年11〜12月に実施していた。