【ニューヨーク=水野哲也】国連安全保障理事会は23日、核実験全面禁止条約(CTBT)に関する会合を開き、米国が提案している爆発を伴う核実験の自制を各国に呼び掛ける決議案が採択される見通しだ。

 オバマ政権は、CTBTが国連総会で採択されてから20年になるのを機に、核廃絶への機運を高めるため、安保理決議の採択を目指してきた。数度の修正を経て最終的に提出された決議案は、「条約の早期発効は極めて重要で緊急を要する」とし、条約未批准の国に、早期批准などを呼び掛けているほか、各国に核爆発実験の自制を求めている。

 CTBTは条約発効に必要な国のうち米国や中国など8か国が批准していないため、未発効のままだ。