【パリ=三好益史】フランスの政党「国民戦線」のマリーヌ・ルペン党首が12日、米ニューヨーク・マンハッタンの「トランプタワー」を訪れた。

 国民戦線は、仏国内への移民受け入れ数の削減や国境管理の徹底などを訴えている。反ユダヤの人種差別的政策をかつて掲げたこともあるため「極右政党」と位置づけられているが、支持を伸ばしている。ルペン氏は、今春行われる仏大統領選の有力候補だ。

 ルペン氏はこの日、同タワーの所有者であるドナルド・トランプ次期米大統領や新政権関係者とは面会しなかったという。ロビーのアイスクリーム店でトランプ氏の知人らとコーヒーを飲んだだけとされるが、仏国内ではトランプ氏とよく対比されるルペン氏だけに臆測を呼びそうだ。