【ベルリン=井口馨、モスクワ=畑武尊】ロシアの軍事的脅威に対抗するため派遣された米軍の地上部隊がポーランドに到着し、12日、西部ジャガンで記念式典が行われた。

 AP通信などによると、米軍の本格的な駐留は1989年の同国の民主化後、初めて。ポーランドを拠点にバルト3国やブルガリアにも移動し、活動する。

 派遣はオバマ政権が決定した。ポーランド通信によると、米軍の装甲車や戦車がドイツからジャガンに到着し、最終的に兵士3500人規模の駐留となる。式典でポーランド軍のミカ司令官は「歓迎する。駐留は我々の助けになるだろう」と述べた。

 ロシアは反発している。タス通信によると、ペスコフ露大統領報道官は12日、「ロシアの国益と安全を脅かす行為だ」と述べた。