【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の宣南国(ソン・ナムグク)副報道官は22日の定例会見で、北朝鮮の国連加盟国としての資格をめぐる問題について、「北の安保理決議の違反行為や今後の違反の可能性と関連し、国際社会で具体的な措置の必要性に関する議論が活発になると思う」と述べた。 

 同部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は米AP通信とのインタビューで、「国連は北が国連加盟国としての資格があるのか考えなければならない」との認識を示していた。

 宣副報道官は尹長官の発言について「核実験やミサイル発射などで安保理決議を無視し、常習的に国連憲章の尊重義務に違反していることを厳しく指摘したもの」と説明。「国連総会に合わせた一連の外相会談でこうした面を指摘するケースが増えている」と強調した。

 北朝鮮の5回目の核実験などへの対応措置として、制裁だけでなく、国連加盟国の資格をめぐり何らかの措置を取る可能性を示唆したとみられ、注目を集めそうだ。

 国連憲章第2章第5条は「安全保障理事会の防止行動または強制行動の対象となった国連加盟国に対しては、総会が安全保障理事会の勧告に基づいて、加盟国としての権利および特権の行使を停止することができる」としている。また、同章第6条は「この憲章に掲げる原則に執拗(しつよう)に違反した国連加盟国は、安全保障理事会の勧告に基づいて、この機構から除名することができる」と定めている。