【北京聯合ニュース】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表を務める金ホン均(キム・ホンギュン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長は23日、中国・北京で前日開かれた武大偉朝鮮半島問題特別代表との韓中首席代表会談の結果について、「北の5回目核実験を機にさらに強力な国連安全保障理事会決議が採択されなければならない。中国もこれに同意した」と説明した。北京の韓国大使館で韓国メディア特派員に語った。

 金氏の発言は、韓国が求める強力な制裁案が安保理決議に盛り込まれる可能性が高まったことを意味しているとみられる。韓国はこれまで中国に対し、北朝鮮からの鉱物輸入や北朝鮮への原油輸出の制限強化、戦略物資禁輸措置の徹底的な履行などを求めてきた。

 5時間にわたる会談で両国は中朝貿易、中国の北朝鮮産石炭輸入などについて意見を交換した。中国は安保理決議履行に対する立場に変化はなく、忠実に制裁を履行していると説明したという。

 金氏は「われわれは中国に対し、さらに強力な安保理決議も必要だが、北が5回目核実験を強行したため、より迅速な決議(採択)が必要だと強調した」と述べた。

 韓中は、5回目核実験を深刻に受け止めるとともに、北朝鮮が新たな挑発行為に出る可能性があるとの認識も共有した。

 会談では対北朝鮮制裁だけでなく、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備問題や韓中間の諸懸案について幅広い意見交換が行われ、今後も協議を強化していくことで一致した。