【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官が最近行われた各国外相との会談で、北朝鮮が9月9日に行った5回目の核実験は韓国人にとって、2001年9月の米中枢同時テロのようなものと説明し、北朝鮮核問題が切迫した問題であると強調していたもようだ。韓国の外交消息筋が2日、明らかにした。

 2001年9月のテロにより、米国人のテロに対する認識と、米政府のテロ対策が変わったように、5回目の核実験が行われたのを機に北朝鮮の核に対する認識と対応を根本的に転換する必要があるとの趣旨だったという。

 韓国の外交部関係者は「米国は9月11日のテロ以降、考え方やテロ対策が完全に変わった」とした上で、「北が(5回目の核実験を通じ)核能力を高度化し、核による先制攻撃にまで言及している現状況について、普段と同じように考えてはいけないという意味で長官が9月11日のテロに触れて説明したものと承知している」と話した。

 また「北に対する対応や姿勢など様々なものを革命的に変えてこそ北の核による威嚇に対処し、防ぐことができるという点を強調した発言」と説明。その上で、5回目の核実験は米中枢同時テロのような事態ととらえ、完全に新しい考え方を持たなければならないと強調した。

 尹長官は9月17日から22日にかけて、主に国連を舞台に2国間会談や多国間協議を行い、約40カ国の外相と会談。北朝鮮に対する圧力への協力を訴えた。