【ニューヨーク聯合ニュース】韓国の呉俊(オ・ジュン)国連大使は3日、旧日本軍の慰安婦問題について、「韓日双方の問題として終わったもので、国際的な問題として終わったわけではない」と述べた。

 国会外交統一委員会による国政監査が国連韓国政府代表部で行われ、野党議員が慰安婦問題をめぐる昨年12月の韓日政府の合意は被害者の立場が抜け落ちている誤った交渉だと指摘した。これに対し呉氏は、「われわれは韓日間の外交問題としてこの問題を解決し外交関係を正常化しよういう意図で合意したものと理解する」と答えた。

 その一方で、「昨年12月に合意したからといって、国連など国際舞台で議論が継続されることに直接影響を及ぼすものではない。国際問題、多国間の問題として、慰安婦問題、戦時中の女性への性暴力問題は終わっていない」と言及した。

 また、呉氏は北朝鮮の水害被害に対する国連レベルの支援に関し、「国連は北(の核・ミサイルによる威嚇)に対する制裁を続けるが、人道的な支援は切り離そうとしているようだ」と述べた。

 国連は先月、台風の豪雨で被災した北朝鮮北東部の住民に食糧や飲み水を提供するため、緊急支援金として410万ドル(約4億1700万円)の支援を決めている。