【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)は12日、朴槿恵(パク・クネ)大統領と来韓中のコスタリカのソリス大統領が首脳会談を行い、昨年6月から進めている韓国と中米6カ国の自由貿易協定(FTA)締結交渉を加速することで一致したと明らかにした。

 コスタリカやグアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、パナマの中米6カ国は中南米全体で国内総生産(GDP)5位、人口4位を占める市場。韓国とは昨年にFTA交渉を開始し、現在まで6回の交渉を行っている。

 青瓦台は「今回の会談を機に、両国はFTA交渉が早期に妥結するよう努力することにした」として、「中米6カ国とのFTAが締結されればアジア諸国では初めてで、自動車や機械、鉄鋼分野で中米市場を先取りする効果がある」と説明した。

 一方、韓国とコスタリカは廃棄物処理や空港、道路などインフラ建設でも協力を強化することにした。コスタリカの首都サンホセに建設される1億6000万ドル(約165億円)規模の廃棄物焼却発電施設事業への参入を推進するほか、年内に道路技術協力に関する了解覚書(MOU)を締結し、コスタリカの新空港や道路建設プロジェクトへの参加も模索する。

 コスタリカは新空港の建設とともに空港連結道路の拡張、高速道路建設などを推進している。ソリス大統領は来韓中、仁川国際空港を視察し、新空港建設での協力について協議する予定だ。

 両国は首脳会談に合わせ、租税情報を交換する協定など7件のMOUを交わした。