【ソウル聯合ニュース】韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官と韓民求(ハン・ミング)国防部長官が18日、米国へ出発した。両氏は米国のケリー国務長官、カーター国防長官と19日(米東部時間)にワシントンで外務・防衛担当閣僚会議(2プラス2)を開く予定。北朝鮮の核とミサイルの脅威に対応するための具体的な協力策を話し合う。

 

 同会議で双方は、米国が約束した、同盟国に米本土並みの核抑止力を提供する「拡大抑止」の具体的な協力策を話し合うとみられる。尹氏は17日に米シンクタンクの新米国安全保障センター(CNAS)理事長を務めるフロノイ元米国防次官と会った際、2プラス2に関し「拡大抑止の具体的な協力方向を含め、北の脅威に対応するための方策を模索することになる」と話している。

 韓国が北朝鮮の核の脅威にさらされている現状で、拡大抑止は韓米同盟の核心といえる。一つの方策として、広範囲な破壊力を備えた米戦略兵器の韓国配備が取り上げられるだろうと伝えられた。

 2プラス2はまた、国連安全保障理事会の決議も含め、北朝鮮に対する国際社会の制裁の履行状況を確認し、両国の強力な追加制裁案を話し合うとみられる。

 一方、韓氏は20日にカーター氏と韓米定例安保協議(SCM)を開き、拡大抑止の実行力を強化するための具体策など、北朝鮮への対応について協議する。SCMは韓米国防相が同盟の重要懸案を話し合う協議体。

 今回は次第に脅威を増す北朝鮮の核・ミサイルが主な議題となる。北朝鮮は今年2回の核実験、今月15日にも「ムスダン」とみられる中距離弾道ミサイルの発射実験を実施するなど、核・ミサイル開発に拍車をかけている。

 韓国与党のセヌリ党内からは韓国の原子力潜水艦の確保を強く求める意見が出ており、政府もこれを慎重に検討することにした。今回のSCMで米国側に打診する可能性もある。